言った ページ27
※オリジナル
『え、どこですか！
全然気づかなかった…！』
毛「あれ？これ傷じゃないの？」
そう言って、
毛利さんが少し屈んで
傷の近くをじっと見る。
毛「なんか、引っ掻いた傷のような…」
『引っ掻いた？』
その時、カシャンと何かが落ちる音がした。
夕「…A。
毛利さんと何してんの…」
『あ、お帰り夕子。毛利さんがね…』
振り返れば
その隣では目を丸くして
突っ立っている面々。
おかえり。
三澄班と私を除く中堂班の皆さん。
と、神倉さん。
『あの…私なんかした？』
中「おい、お前
Aに何してるんだ」
ずんずんと般若の顔で
こちらに向かってくる系さん。
怒られるような事してないし！
傷、見てもらってただけたしっ！
毛「え！？なんですか！」
最近気に入ってるのか、
頭を鷲掴みにする事が多い。
毛利さんの頭を鷲掴みした、系さん。
『ちょ…！系さんっやめて！』
夕「系さんっ！？」
中「…っ！？」
系さんは毛利さんから手を離して
私をキョトンと見る。
…その顔、すごい好き…じゃなくて！
咄嗟に出ちゃったよ…どうしよう。
夕子は、さっきの眉間のシワは何処へやら
きゃーっとミコトと騒ぐ。
六郎くんと神倉さんに関しては
未だ動く様子がない。
毛「Aちゃん…今…え？」
キョトンとする毛利さんに、
ああもう隠せないし
恥ずかしいしどうしたら良いのか。
私は俯くことしか出来なくなった。
すると、系さんがこちらに近づき
ぐっと私を抱きしめる。
中「こいつは俺のだ、近づくな。」
夕「きゃーっ！！もうさいっこう！」
ミ「…A顔真っ赤だけど、大丈夫？」
もう、こんな仕事場の真ん中で
何言ってんのっ！恥ずかしいっ！
六「中堂さん、とりあえず
Aちゃん離してあげてください…
死にそうですよ。」
そうですよ。私、死にそうですよ。
みんなの反応は声しか聞こえない。
みんなどんな顔してるの
どんな反応してるのひいいい。
中「んなもん、知らん。」
『鬼、悪魔』
中「なんとでも言え。」
神「…な、な、中堂さんっ！？」
坂「…えっ！？嘘！嘘！」
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kurunacs(プロフ) - ゆずさん» 一気読みありがとうございます！本当オリジナルはいつもは変じゃないかな…大丈夫かなと思いながら作ってるのでコメントとても嬉しいです！とにかくゆず様のコメント全てありがたいです！更新頑張るのでまた見に来てください！ (2018年4月10日 19時) (
レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
ゆず - すごく面白くてシリーズ最初から一気に読みました！中堂さんカッコよくて、ミコトや六郎、東海林さんのキャラも本当にリアルでオリジナルの話の完成度の高さもすごくて！夢主も可愛くて！とにかく全て最高です！（笑）更新楽しみにしています(^^) (2018年4月10日 9時) (レス) id: d3a0e45493 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 真人さん» 知ってたよっ！に笑いました(^^) 子宝編はいつになるやら…お楽しみに！コメントありがとうございました！ (2018年4月7日 18時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
真人(プロフ) - 中堂さんイケ様すぎる。主人公も可愛いかよ！！知ってたよ！次は子宝でしょうか？← (2018年4月6日 12時) (レス) id: 8d65d64ce5 (このIDを非表示/違反報告)
kurunacs(プロフ) - 青龍 葵さん» 大丈夫です！多分コチラかなー？と思ってました！いつもありがとうございます！ (2018年4月1日 19時) (レス) id: dee2fda631 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kurunacs | 作成日時：2018年3月18日 17時
