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『なるほど。お二人は運命的な出会いをしてここにいるんですね』
玲王「運命的な出会いって笑
まぁあながち間違ってないかもな」
『階段で二人がぶつかって無かったとしたら、ちょっと考えさせられますよね』
玲王「?なんで??」
『だってもし、ぶつかって無かったら今頃私達、出会ってなかったですよね?』
玲王「・・・・・・帝襟さんって不思議だよな。俺のこと見ても落胆してなかったし」
『?どういうこと??』
玲王「だって御影コーポレーションの御曹司が、こんなだったら誰しもがっかりするだろ?笑」
そう言って笑う玲王さんの目はどこか悲しがってた。
『そうですか?私は玲王さんで良かったと思いますけどね。』
そう言うと玲王さんはピタリと足を止めた。
玲王「え?」
『だって物凄いお優しいですよね?御曹司って傲慢な人ばかりだと思ってたんですけど玲王さんは全然そんなことないじゃないですか。なので私は玲王さんで良かったですよ。』
玲王「でも・・・・・」
『でもじゃないです。それに玲王さん、御影コーポレーションの御曹司だからって期待されて辛かったんじゃないですか?私だったらストレスで寝込んじゃいそうです。・・・・・誰かに頼ってもいいんですよ。』
玲王「てい・・えりさん・・・・」
『どうしました?』
玲王「・・・いや、なんでもない」
『そうですか。チームZ探し続けましょうか』
玲王「・・・・おう。」
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数分歩いているとチームZが見つかった。
『ここかー、玲王さんありがとうございました』
玲王「じゃあ、またなっA」
『!?!?』
最後に名前呼びとか・・・・・・なにそれずるい。
火照った顔を手で仰ぎながらチームZに入った。
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ワッキー - アンリちゃんの胸にダイブしたい、、、 (5月16日 21時) (レス) @page11 id: a8cf9029ad (このIDを非表示/違反報告)
みよりん - 次やりますか?やるんなら楽しみにしています! (2023年3月11日 21時) (レス) @page11 id: afbcb35ddc (このIDを非表示/違反報告)
あああ(プロフ) - きのこさん» ほんとですよね・・・素晴らしいルックスとこの世界に転生できるスペックさえあれば今頃ッッッ!って感じです笑 この作品に目を通していただきありがたいです。コメントありがとうございます (2023年2月25日 21時) (レス) id: a68237923a (このIDを非表示/違反報告)
きのこ(プロフ) - おう、私もこんな感じだったら転生したい・・・ (2023年2月25日 17時) (レス) @page11 id: fc65f8a88c (このIDを非表示/違反報告)
あああ(プロフ) - りんご酢さん» コメントありがとうございます!嬉しい言葉を貰えて感謝感謝です・・・・・・。一生ついて来てくれるように頑張ります笑 (2023年2月14日 19時) (レス) id: a68237923a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:あああ | 作成日時:2023年1月24日 20時