うーん、嫌いじゃない見た目 ページ46
.
「__私の糸は柔らかいけど硬いのよ。まず溶液が邪魔な服を溶かす。それからアンタの番よ、すぐドロドロになってあたしの食事になる」
「なにそれエ□ゲー?そういうのはボンキュッボンの女の子がなるのがいいのであって女の子がする側になってどーすんの?誰得??」
「ッ!!」
振り返った鬼は私に気付くと手から繭を出して私に襲いかかった。でも...
「はぁ、遅いなぁ・・・これなら前の鬼の方が賢くて強かった気がする」
ため息をしながら技なしで鬼の手を切り落とすと鬼は恐怖のどん底に陥った顔をした。まるで人間だ。
いや、元は人間なんだけども。
「キミの間違えは2つ。1つは私に襲いかかった事・・・敵の力量も測れないだなんて弱者の証拠」
「ヒッ!ま、待って!!お願い!!」
鬼の少女は泣きながらそう言うと 自分は従わされてる。助けて。と訴えた。
あぁ、なんて...。
「馬鹿だなぁ・・・」
ついつい笑顔が零れ落ちてしまった。
「え」
「ここは相手に媚びて生きながらえるんじゃなくてそこの繭にいる隊士を盾にしてでも戦えばいいんだよ?あ、これ2つ目ね。14人以上も食って気付かないなんて馬鹿な証拠」
「14?・・・私食ってないわ、5人しか」
「えー?可笑しいなぁ、私西から来たんだよ?キミが放置したままだった繭が14個くらいあるあの場所があった西から」
「・・・それが、なんなの?」
「キミ鬼でしょ?
____何を人間らしく振舞ってるの?」
「くそ!!!死ね!!!!」
鬼はまた私に襲いかかるが...
「お前はもう死んでいる・・・うん!死ぬ前に言っておきたい台詞言えたし満足かな」
「何を・・・ひゃっ!!」
___樂の呼吸 参ノ型 三重奏
「水の呼吸を基本にしてるから痛くはないよ、たぶんね!」
殺られた事ないから痛いか痛くないかは本人が説明してねと言おうとしたが既に鬼の少女は灰になっていた。
「・・・流石ですね。千弦ちゃん」
「あ、しのぶさん」
後ろから声が聴こえたと思って振り向くと蝶のように舞い降りたしのぶさんがこちらを見てにっこりと笑っていた。
「千弦ちゃんならすぐに柱になれますよ!そして一緒に任務へ行きましょう」
「魅力的だけど・・・ちょーーーーと苦手な人がいて・・・」
「あぁ、恋ば」
「その名を呼んではならぬ」
「ふふふ、すみません」
99人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アカツキ(猫)(プロフ) - 名無しさんさん» ナナ...?と思い確認してきました!確かにいますね...え、誰??と思われましたでしょうが安心してください。(((ただのミス)))です。はい、名前を決めていなかった時に使う借り名がそのままの状態だったようです。教えて下さりありがとうございます! (2019年9月1日 23時) (レス) id: 486e9cce73 (このIDを非表示/違反報告)
名無しさん - コメ失礼します。不可解な所があったので聞きたいんですけど、「ナナ」って誰ですか? (2019年9月1日 22時) (レス) id: 01e5850247 (このIDを非表示/違反報告)
恭燈(プロフ) - あっアノスミマセン間違ってたら申し訳ないんですけど陰ではなく隠(かくし)だったかと本当に間違ってたらすいません (2019年9月1日 20時) (レス) id: 893046956f (このIDを非表示/違反報告)
タカハナミlei(プロフ) - 初コメ失礼します!夢主ちゃんの好きなアニメがもろ一緒でめっちゃ驚きました!なんか親近感が湧きます………。 (2019年8月18日 17時) (レス) id: 7d312d23b1 (このIDを非表示/違反報告)
アカツキ(猫)(プロフ) - 犬井さん» わぁあああぁあああ!!!!ありがとうございます!!!他にもたくさん好きなアニメとかあるのでそれらも続編で出していけたらいいと思ってます!頑張ります!!!! (2019年8月16日 18時) (レス) id: 486e9cce73 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:アカツキ(猫) | 作成日時:2019年8月5日 14時