ガチ勢じゃないのに転生してしまった。【鬼滅の刃】

展開が早い？キノセイダヨ ページ41

.




「わぁああああああ！！！」

「ぜ、善逸！！！安心しろ！！落ち着け！」

「落ち着けないよ！！」


私達は今、人面蜘蛛に追いかけ回されていた。事の発端は数分前の事...。


善逸を引っ張りながらも勘で歩いていると善逸が急に叫び出した。その声に振り返ると気持ち悪い顔(しかも人間の)した蜘蛛がこちらを向いていたのだ。

それはキモかった。

これに関しては善逸を責める事もなく、同時に走り出したのだった。


「なにあれなにあれなにあれ！！」

「あれは新種のポ〇モン、あれは新種のポケモ〇、あれは新種の〇ケモン」

「ぽけもんってなに！？」

「ポケットに収まるモンスターだよこんちくしょう！！！！」

「いや分かんないからぁ！！！」


終始こんな感じである。
蜘蛛が嫌いな理由？アイツら潰したら99%で増えんじゃん。なんで嫌いなもん潰したら増えんだよ。

そういう理由だ。


「だァ！！！！しゃらくせェ！！！」

「蹴ったぁ！？」


さすがにうざくなってきて、人面蜘蛛を蹴り飛ばすと宙に浮いた家まで飛んだ...あれ？家が宙に浮いてる！？空飛ぶ家！？カ〇ルおじさん！！

すると蹴った先に宙ぶらりんな人間と半分人間半分蜘蛛もいた。え、あの人面蜘蛛も元は人間ってこと？？きも！？

そんな事を考えていると、家からめっちゃでかい人面蜘蛛が出てきた。


「＿＿＿俺、お前みたいなやつとは会話しないからな！！」


そう言って善逸は全速力で逃げた。


「逃げんな善逸！！！私を置いていくな！！」


逃げる善逸を急いで追いかけたが...え、アイツ速くね？追いつかんのやが...走りに走って何故か人面蜘蛛と一緒に走っていた。

鬼の方の蜘蛛もなんか言ってた気がする...それによって善逸は爆速で走り木によじ登ったのであった。


「善逸！！どうしたの」

「あの鬼が！！！俺！！人面蜘蛛！！禿げる！！！意識なくなる！！毒が！！！」

「・・・わからんけどわかった！！」


思い出せー3巻...あれ？3巻だっけこの話？？てかその前に覚えてんのか？？パラ読みだぞ。

にわか舐めんな！！→←嫌い＝殺意だからね

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す