ガチ勢じゃないのに転生してしまった。【鬼滅の刃】

記憶が無さすぎて続きがわかんねぇ ページ24

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そう言った善逸の体や顔はズタボロだった。伊之助は容赦なく攻撃するし善逸は絶対に退かなかったからだ。
そんな様子を私はただただ見ていたのだ。
さすがに生死に値するなら止める。だが、これはお互い何一つ間違っていない行為なのだ。

善逸は炭治郎の大切なものを守りたい。

伊之助は鬼を倒したい。

善逸は友達として、伊之助は鬼殺隊として間違っていない事をしている。だから止めない。止めれない。これを止めるのは原因である炭治郎なのだから。


＿＿＿本音を言えば全員に薬を飲ませる予定だし今のうち暴れるがよい。


「ふふふ」

「(！？また笑ってる)」


そんな事を考えていると今度は炭治郎と伊之助が殴り合い...ん？今炭治郎、伊之助の骨折った？まぁいいか。

とりあえず善逸と禰豆子ちゃんインボックスの所へとてとてと歩き善逸の顔を覗き込んだ。


「ふふ、いい具合に怪我してんな」

「ﾋｪ・・・ち、千弦？なんか鬼より怖いんだけど」

「だいじょーぶ、治るから」

「答えになってないんだけどぉ！？」


怖いよー！！炭治郎！！正一君！！このお化けどうにかしてーーーー！！と暴れる善逸に無意識で横腹を殴った。うん、入った。いいところ入ったぜ。

そのせいで善逸は気を失った。

そしてまた薬を飲ませると瞬時に息を吹き返した。あれ？？飲ませた時一瞬息が止まったような...気のせいか！


「気の・・・せ・・・い、じゃない・・・」

「死んでしまうとはなさけない」

「それ好きなの？千弦・・・」

「・・・そなたにもう一度機会を」

「わぁあああああ！！！何でもないですぅ！！！」


薬を差し出して言うと善逸は絶叫した顔で首をブンブンと振った。
仕方ないなぁ...炭治郎達の次ね。


「隊員同士で徒に刀を抜くのは御法度だ！！」


そう言って素手で殴り合う伊之助と炭治郎。え？素手ならいいの？？って思った読者さん、ダメです。

そろそろ収拾がつかないので、炭治郎が伊之助に頭突きしたタイミングで2人の間に入り...


「お前ら一旦落ち着け」

「ごふっ！？」

「むぐっ！！」


特製薬を口に突っ込んだ。伊之助の被り物が取れたタイミングで直ぐに突っ込んだので気づかなかったが...


「・・・あれ？伊之助美人じゃね？え、タイプ」

「たいぷ？・・・ていうか千弦！！炭治郎が気絶してる！？泡吹いてる！！あと女顔の方も！！」

「いやぁ、その分効くから」

3人仲良しで羨ましいなー→←禰豆子ちゃんインボックスってちょっと面白いな

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