しちのかた！！ ページ7
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-3年生-
1番平和な1年になると予想される。
理由？爆豪も緑谷もいないクラスでしかも階段を挟んだ先の教室(通称余り組)だからだ。
緑谷と一緒は楽しいのだが、その度に...爆豪がやってくるのだ。正直面倒臭い。爆豪とだけ同じでも視線がうるさいので却下だ。
1人は便利だ。楽だし、静かだし、いや別に友達がいないとかそういう訳じゃないから、派手にいるから、うん、兄ちゃんの移った。
《なぁ宇隨さんってさ》
《ちょっと可愛いよな》
《わかる！》
......まぁ、兄ちゃんの妹だからね！それはそれは将来有望のべっぴんさんになりますとも！えぇ！！
《でも、たまに変だよな》
《あー確かに》
《腹痛するし》
兄ちゃんの妹だからな、変なのは遺伝だ。
....ん？腹痛？
「＿＿＿ぶえっくしょん！！」
「どうした宇隨？」
「んや・・・風邪か？」
「宇隨でも風邪を引くのだな！」
「お前に言われたくねーよ」
....まぁいいか。
暇つぶしの緑谷がいなくなった変わりに私はミサンガ等を作ったりしている。
理由は昨日、兄ちゃんが急に作ってくれとかなんとか言って来たからだ。私的には暇でちょうどいいが...
いや、いるから友達。派手派手にいるから。
「ん？」
机の中に手を入れるとカサついた何かが手に当たる。
引っ張り出すと紙のようだ。
プリントでも押し込めたのか？と首を傾げたがそもそもこの席に座ったのは今日が初めてである。
紙を広げるとそこには...
【宇隨さんへ、放課後屋上に来てください。】
と短く書いてあった。
これは？もしや？？
っっっっっっしゃぁああああああ！！
1抜けふぅううううううううう！！！！
脳内で大暴れしながらも顔は冷静だ。
そもそも恋とかわかんないけども、やはり憧れるものだ。放課後TDR。いやまだ小学生だけども！！
放課後、らんらんとして階段を上がると...何かが落ちてきた。
いや、何かじゃない、これは...
「人っ！？」
脳内の何処かで鼓がポンと鳴る音が聴こえた気がしたが、学校に太鼓なんて無いしそもそも脳内と断言出来るほど耳から聴こえた気がしなかった。
死んだのかと落ちた方を見ると尻を打ち付けて痛がる見知らぬ子供しかいなかった。
まぁ、死ぬわけないか、落ちたと言っても数段先からだったし、私はまだ1段しか上がっていないのだから。
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酸素無駄遣い装置 - 宇随さん推しなのですんごい続き楽しみ！更新頑張ってください！ (2019年10月27日 21時) (
レス) id: 8cc010c4ca (このIDを非表示/違反報告)
ゆきの - とても面白いです！ (2019年10月18日 22時) (レス) id: 95b6f1a01a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：アカツキ(猫) | 作成日時：2019年10月10日 10時
