混ぜるな！キケン！！【鬼滅の刃】【僕のヒーローアカデミア】 (ページ27)

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にじゅうしちの型！！ページ27

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＿＿＿今日は中学校の入学式だ。

小学6年に引越してきた私は最初クラスに馴染めずにいた、理由はそう、個性を持っていたからだ。

そんな私に話しかけてくれたのが...

「あぁ～！！よかったぁあああああ！！！俺たちまた同じクラスだぁあああ！！！もし俺1人だったら死んじゃう所だったあああ！！」

「我妻うるさい」

「ごめんねぇ！？！？うるさくって！！」

元同じ学校、現クラスメイトの我妻善逸だった。

私が転校してすぐに話しかけてくれて、どうやら前世の私の事も知っていたらしい...それくらい抱きしめられて大泣きさせた。

通称、汚い高音選手権優勝者の泣き叫ぶ声は伝説となった。

席は名前順で我妻(アガヅマ)と宇随(ウズイ)なので前後であった。

「これで寝てても我妻がいるからバレないな」

「え？俺壁なの？？」

そう話していると扉が開く音と共に美味しい焼きたてのパンの匂いが教室中に広がった。

「＿＿＿おはよう！善逸！A！・・・え！？A！？」

「炭治郎～！！！」

「？？」

我妻と竈門炭治郎が感動の再会...と思えば私に目をやり驚いた拍子でこちらへ駆け寄って来た。

「よかったA！！生きてて本当によかった！！」

「あ、ちょっ！炭治郎！！」

「え」

どうやら前世の私は死んでしまっていたらしい。

いや、死ななきゃ前世もくそもないんだけども。

「竈門炭治郎、ごめんね、私実は覚えてないんだよ・・・前世の事」

「え！？あ、俺・・・ごめん！！その」

「まぁ気にしてないよ、死んだことくらい覚えていない方がいいし、ほら！人間いつか死ぬし！！ね？」

「いや、それはちょっと違うと思うぞ」

「あ、やっぱり？」

ですよね、と返すと何故か2人とも笑いだした。

「はぁー、やっぱり昔は昔だよねー。兄貴もちょっと丸くなってるし、記憶とか過去とか関係ないよ！うん！！」

「そうだな！とにかく俺はみんな笑って一緒に楽しく過ごせる日常が続ければそれでいい・・・そう改めて思ったよ」

「いいんじゃない？平和が1番平和が1番。」

2人が語りだしたのでそれに習って私も思っていることを口に出した。

鬼滅の刃の世界はここより血なまぐさいからな...少しでも平和が続くこの世界ならみんな生きていられるのが1番だ。

ガラッ

扉が勢いよく開く音が聞こえてそちらを見やると...

「猪突猛進！！猪突猛進！！！」

「「伊之助！？」」

「あ」

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