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でも
それよりもずっと、この身体の火照りは
正直なところ治まるところか
益々熱を帯びる


私はスカートの上の手の力を緩め

顔を覆った

理性より欲望が勝るなんて
最悪だ私

抱かれたい・・・
って身体が反応する


部長がかけていた手を止めると

「やめないで」

って思ってしまう自分がいる

部長は顔を覆っている私の手を
ゆっくりとのける


理性より欲望に傾きかけてる
私の顔をジッとみられるのが

羞恥心以外何物でもなくて

思わず、唾を飲み込んでしまう


明らかに自分から吐く呼吸は熱くなっていて
今すぐその唇で
さっきのようなキスをしてほしいと思ってしまう

私は部長の咥えていた絆創膏を手でそっと取ると

部長はゆっくりと私に近づいてきた


「瞳がすっごくウルウルしてる・・・」

そう言って私の頬を親指でなぞる

そして、その親指は、
私の唇をぬぐう


「口紅つけてないのに・・
赤くなってる・・・」


・・・

・・・

「そそるね・・・
キスしたくなる」


私はコクンとなぜか頷いてしまう

すると優しく微笑んで

部長が私の唇を優しく噛むように絡む



私の身体は
欲望に満たされようと反応する


何度も何度もキスをくり返しながら
部長の手が私の身体をやさしくなでる



そして、唇を離し

「俺の言ってることと、やってること
チグハグじゃないところ証明してあげるから」


そう言って

再びストッキングに指をかける

「こんなの履いてちゃ
絆創膏は貼れないかな
だから、脱がせてあげなきゃ」


私がさっきのように抵抗しない分
スルスルの脱がされていく


そして、そのまま部長はスーッと私の足元まで身体を動かし
スカートをギリギリまで巻くし上げる

シャワー浴びさせてもらえないだろうか
さすがに、1日仕事して、アルコール飲んだあとでは
気になってしまう
でも、この流れを止めるのは
また、女としても最低なんじゃないだろうか・・・

やっぱり、そこは部長のタイミングも合わせた方がいいのだろうか

そんなことを考えていたその時
部長が私の足を持った



「はい、絆創膏貸して」

「え?」


「だから言ったでしょ?手当先にしないと」


私は握りしめてた絆創膏を素直に部長に渡す


「あーあ、これ使えるかなぁ」

そう言って意味ありげに笑う


静かな室内
私の足元で紙をめくる音が聞こえる


私は、この上にない恥ずかしさで
顔をもう1度隠した

「酷いです・・・部長」


酔ってるのもあって
羞恥心から泣きたくなった

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設定タグ: , 二宮和也 , 櫻井翔   
作品ジャンル:恋愛
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紫姫(プロフ) - ミーさん» ミーさんすいません、しばらくこちらに来てない間に、どなたかによって使用不可になってしまっていました。現在、本部に相談してますので、しばらくお待ちいただけたらと思います。 (2020年11月9日 22時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
ミー - 続きが読めません…。 (2020年9月30日 0時) (レス) id: e62317eefb (このIDを非表示/違反報告)
yashuchar1031(プロフ) - だって、紫姫サンは褒めるところしか見つからないですもん(o´罒`o) (2020年8月25日 13時) (レス) id: 4cc73d8fe3 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» はい・・・今回はマウント取りましたw真面目に書いてたら、星伸びないし、「つまんない」って言われたので、だったらここに合う作品を書いてみましょってなわけで書き始めたのですが、結局2章では私の癖がさく裂してますw無理ですねw (2020年8月22日 18時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yashuchar1031さん» やった♪褒められた〜、私、やればできる子なの〜ってwwwいつもありがとう (2020年8月22日 18時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫姫 | 作成日時:2020年7月3日 0時

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