底知れぬ快楽 ページ27
俺は、
できれば、この状態でしばらく
ココチのいい夢をみたかったのに
Aの腰が前後に揺れ
ベッドがギシギシと音をたててきしむ
そして、ゆっくりと俺も下から突き上げるも
もうすでに、Aのナカが大きく伸縮を始めたので
集中できなくなってきていた
「和・・もっと」
俺にそう頼んだAだけど
俺は、なぜか、その先に行くのが怖くなった・・・
「和・・ねぇ」
Aの声が切なくなる
何だろう・・・これ・・・
「何？もしかして、またイきそう？」
俺がそう聞くと
「・・うん」
と小さくうなづいた
「いいよ・・・先にイって」
そう言いながら
下から突き上げると
「あぁぁん・・あっ・・やぁ」
大きく声を出したかと思うと
ビクンと一気にはねあがったのと同時に
熱くなったナカが
俺のものを、今までにないくらい締め付け
俺も理性が無くなり
その状態で
さらに突き上げた
・・・
・・・
どうして・・・
こんなに怖いんだろう・・・
この先に進むのを
俺は本能的に躊躇していた
でも、刺激の強いAのナカは
俺を
先へ先へと、導いていく
そして、一気に、
俺の頭の中が真っ白になった
その先がこんなに底知れぬほどの絶頂が訪れるなんて・・・
「ああああっ」
思わず、俺も声が出てしまう
びくびくと震える俺自身・・・
Aのナカに全ての欲を吐き出す
ひとしきり治まるのを待ち
その底知れぬ喜びをかみしめる
「やばい・・マジで真っ白だ」
俺がそうつぶやくと
俺の上でおそらくAの手の平だろう
俺のほほに触れる
それは温かくて心地がいいものだった
「記憶が飛びそうなくらい・・・？」
そう聞いたAに俺も
「あぁ・・・」
と答える
「和・・・このままゆっくり眠ったらいいよ」
「あぁ・・・・うん」
頭の中で
真っ白く靄がかかっているようだった
Aの姿がを見上げると
うすボケて
それはまるでピントが合わないカメラみたいだった
「A？」
おれはAの名前を呼ぶ
「ん？」
「いや、呼んだだけ・・・」
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結愛(プロフ) - 和くんの立場を思うと、やるせないです。しょうくんに依存することでしか生きられない主人公に、少しだけ私と似た部分をかんじました。 (2020年3月3日 20時) (
レス) id: 790ab34727 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - とても面白いお話でした。最後の3話から訳が分からなくなって、何度も読み返しました。和くんの中の主人公が好きという気持ち、しょうくんの部屋での出来事などは全部記憶からなくなってしまったということですよね。しょうくんと主人公の存在も和くんの中から消えた。 (2020年3月3日 20時) (レス) id: 790ab34727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年2月14日 21時
