刻み込む ページ12
そして、
濡れて露になった白い肌に唇を這わしていき
鎖骨辺りで、少し強めに吸い上げた
今まで、こんなことしたことがなかった
いや、できなかったんだ
その白い肌に、薄紅色の俺の華を添える
その何とも言えない、独占欲が
俺の心の奥で、ゆっくりと溶けだした
そして、そのAの髪を掬ったまま後頭部を抑え込まれて、
ちゅ、と
軽くキスを落とされあたしと視線が交わせる
濡れた張り付いた前髪を横によけ
「今から、全部消してやっから」
と今度は勢いよく噛みつくようなキスを落とされた。
何度も・・・何度も・・・
そう、Aは俺のもの
俺をAに刻み込むかのように。
「ん、はぁ、っ///」
流れ続けるシャワーには目もくれず、口付けを交わす。
すると
Aが俺の頬に手を伸ばし、その両頬を手のひらで包み込むだ
シャワーの音だけが、鳴り響き、白い湯気がさらに二人を包み込むかのように立ち上る
そして、今度はAから、唇を重ねてくる
まるで、映画のワンシーンのような、情熱的なキス…。
絡み合う舌先が熱をもってくる
Aの目は、さらにウルみを増し、
頬を赤く染める
Aの後頭部を抑えていない方の手は腰を引き寄せて離さないように強く力をこめる
苦しくなったのか、
Aの方から、
ぷはっ、と唇を離れる
は？
今からだって
これから
もっと
もっと
交わっていくんだ
また深い口付けを俺は落とす
離れられないくらい
俺は
押さえていた後頭部の手を
首すじ、右肩へと這わし
そして。その手で、ブラのかたひもを横にずらした
そして、少しだけ隙間ができた右側の、その柔らかい部分に手をいれる
A「んんっ///」
もちろん。口は離さない
その奥から、さらに熱い吐息とともに漏れる
少しだけ、顔の角度をかえ、
やわらかな部分にたどりついた俺の左手は
限りあるその隙間がもどかしくなり
グッとブラのカップをずり落とした
A「あっ・・・」
右側だけが露になると
よほど恥ずかしかったのか、
その瞳が揺れ動いた
露になったその胸を、手の平全てで包み込み
ゆっくりと揉みしだく
もちろん。もう何度ともなくしてきた行為
でも、俺はその水で濡れて柔らかさをまるで堪能するかのように執拗なくらい包みこむ
「んんっ・・・・」
重ねた、唇からさらに漏れる熱い吐息
それを感じながら、手の平の中央部分で主張するかのように硬くなっていくのを
今度は、指先でつまんだ
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結愛(プロフ) - 和くんの立場を思うと、やるせないです。しょうくんに依存することでしか生きられない主人公に、少しだけ私と似た部分をかんじました。 (2020年3月3日 20時) (
レス) id: 790ab34727 (このIDを非表示/違反報告)
結愛(プロフ) - とても面白いお話でした。最後の3話から訳が分からなくなって、何度も読み返しました。和くんの中の主人公が好きという気持ち、しょうくんの部屋での出来事などは全部記憶からなくなってしまったということですよね。しょうくんと主人公の存在も和くんの中から消えた。 (2020年3月3日 20時) (レス) id: 790ab34727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2020年2月14日 21時
