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そう言って、桃の缶酎ハイを開けたさとみ
「実際、私も就職してないって言ったら、してないからね」
フッと笑った
「いや、でもおまえは、自分で起業するってかっこいいことしてくれちゃってるからさ
本当、すげぇわ
まぁ、とりあえず、乾杯しようぜ」
「なんの？」
「うーん」
俺は考える
「卒業前祝ってことで」
「いいね」
全員で結局、用意したグラスは使わずにそのまま合わせる
「ところで、どうなった卒業旅行」
「それね、どうしよかと思ったんだけど、
イタリアしよっかと思てさ
しょうのスケジュール聞いたら、この日から確か５連で休めるんだよね」
そう言って、テーブルの上にあった卓上カレンダーを指す
「あぁ、うん、え？
でもかなり強行だな
てか、みんなゆっくりできないんじゃね」
「あぁその点は大丈夫、
しょうがこっちに合流する日をそれぞれ絡ませる予定なんだけど、
そのことでさ」
そう言って俺の顔をみたさとみ
すると、横にいたリンが
「私。さとみと２人で先に飛ぼうかと思って」
「え？」
俺が驚いていると
「いや。もちろん、みんなと一緒にも行きたいんだけど
少しだけ、女子旅がしたいなって・・・ね。さとみ」
「そう、あんたたちにずっと付き合ってたら、
ずっと下ネタばかりになるじゃん」
「んなことねぇわ、
それは、黒川だけだわ」
そう言って、グラスを持ったまま指す
「は？俺？はははははは
どっちもどっちだろ」
「だから、２日くらい前に入って、
ショッピングとかしたいなって、あ、逆にあとでもいいんだけど
どうせ、あんたたち、女の買い物なんて、付き合いたくないでしょ」
「・・・・だな」
「そんなわけで、
イタリア決定っ」
そう言って、カバンの中から、
ファイリングされた資料を
「これはテッチで」
そう言って一人ひとり資料を渡す
「で、はいっ、これが翔」
手渡された資料的ファイルを見ると
表紙には
『卒業旅行2004 櫻井翔編 (仮)』と書かれていて
中を開けると
すでに、俺が乗る便が記載され
そして、ダヴィンチ空港から、ミラノのホテルが記されていて、
ホテルまで抑えられていた
「ちょっと待って、これってみんな違うの？」
俺は、横にいた黒川やテッチのファイルと照らし合わせると、
それは全員、微妙に日程がずれていた
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
