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「さっきの話、却下な」
「えぇぇぇ」
「えぇぇぇじゃねぇし」
「じゃあ。翔は、どんなルールがいいのよ」
俺は注いだグラスを手に持ち
リンのところに戻り
それを手渡した
「ん」
「ありがとう」
そう言って、リンは、ソファーに腰掛けると
俺もその隣に腰掛けた
「そだなぁ
まず、寝室なんだけど、寝るのは一緒のベッドな」
「えぇ？」
「んだよ、嫌なのかよ」
「だって。翔は気づいてないかもだけど
そうとう、寝相悪いから
あんな小さいベッドだったら
私、翔に蹴られて落ちるやん」
「は？そんなの・・・
今に始まったことじゃねぇわ」
「てか、わかってるんじゃん。
あのベッドシングルだから、
しょうの部屋のベットより小さいよ」
「それがいいの。
シングル〜ベッドで〜ゆ〜めと
おまえ〜抱いてたころ〜」
って歌いながら
俺はリンの肩に手を回すと
呆れた顔で
目を細めるリン
「あぁ、じゃあ、こっちは？
きぃしむぅ べ〜トの上で 優しさを持ち寄りぃ」
と歌うと
「わかった、一緒に寝る」
「はいっ、決まり
で、あとは、風呂一緒に入るぅ？」
「は？ばかじゃない？」
「え？いいじゃん」
「ヤダ」
「え？そんな毎日一緒にってなわけじゃないんだからさ
てか、今から一緒に入る？
初日記念、もはや、言うなれば初めての夜体験」
「は？バカ？」
「別に？ちゃんとしたルールを決めただけですけど？」
はぁぁぁ
と、大きなため息をついたリン
さすがに４年も一緒にいると、
お互いのバカさ加減にも慣れてくる
でもさ、今では考えられないんだけど
このころの俺は、
リンと二人きりの時は、
バカなんじゃないかって思えるくらい
恋愛に対してバカになれたんだ
「じゃ、決まり
はいっ風呂風呂」
「沸いてないし」
「沸かせばいいし」
「あぁ言えばこぅ言う」
「こう言えば、あぁ言う」
そう言って、俺はちゅっと音を立てて
リンの唇にキスを落とすと
立ち上がり
リンの手を引っ張り
即した
するとリンが
「わかった、
先にお風呂入れてくるから
しょうは待ってて
あ、いや、やっぱりお風呂の説明するから、一緒にきて」
そう言って
俺の手を今度は逆にリンが引き、歩き出した
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紫姫(プロフ) - kamiさん» kamiさんｍありがとうございます、もう最後の方は張って会社に行ってました。会社についたら、楽なんですけど、どうしても距離と満員電車がかなりきつかったです。でもやっぱり、働くのはいいですね、楽しいです。復帰できてよかったと心から思ってます (2019年12月14日 16時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
kami(プロフ) - 職場復帰おめでとうございます！紫姫さんの頑張りにパワーを頂き、忙しくなる年末私も頑張りますw無理ない更新でお待ちしてます。 (2019年12月10日 19時) (レス) id: 73b83dca63 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - 藍さん» ご心配くださって、ありがとうございます。少しずつですが、以前と同じような生活ができるように戻ってきました、倒れたときは今回ばかりはムリかもと思った時期もありましたが、復活できるものですｗ障害は増えましたが、なんとかなりそうな気がしますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuri125さん» リンちゃんが裏で何をしているのか、翔くんも少しずつ疑い始めちゃってますが、この二人には、もう少しいちゃついていただきたいのでｗあはは (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - まぁさん» まぁさん、ありがとうございます。一時はどうなることかと思いましたが、解除され書けるようになりました。完結までがんばりたいと思いますｗ (2019年12月9日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年11月16日 15時
