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翌日だったのか
それとも、その次の日だったのか・・・
その日の朝は、
さとみの提案で、
朝市が近くで、毎週日曜日にやっているというので
出かけてみる
そこは、まるで、映画や、アミューズメントパークのように
簡易テントの下で
色鮮やかなフルーツや野菜が
ワゴンにのっていたり、
日本では考えられないような配色の服が
風にそよがれて売られていた
ただ、このデデドという住宅街にも関わらず、
この朝市には、多くの日本人観光客が訪れていた
俺は、一応旅の思い出にと
カメラに
その風景を落としながらも
リンとさとみの後ろを、黒川と付いて行った
一応、朝の陽ざしよけに、
帽子とサングラスを持っていってたのがせめてものすくいだった
そこには、雑貨の他にも
チャモロのソウルフードも売られていて
俺らは、朝食代わりにそれを買って食べ歩きをしながら
朝市を見て回る
特に、俺と黒川がお気に召したのが
「ＧＯＴＯ」という
おかゆで、
こっちに来てから久しぶりの白米と、そして何より
そのおかゆのスープの味が
「中学のときにさ、あさ、学食で売っていた、白湯うどんの味しねぇ？」
と言うと黒川も同感してくれて
「確かに」
と、二人だけで盛り上がった
すると、前を歩いていたさとみが
「そもそも、そこは、白湯麺じゃなくて、
白湯うどんなのね」
と笑い
「そうなんだよ、麺じゃ無くて、うどんだったの、
でもさこれが結構うまくてさぁ・・・なぁ黒川
ある意味、俺らのソウルフードだわ」
と俺はそのおかゆをすすってる中
リンはクレープみたいな、春巻きみたいな
揚げ物を口にしていた
「なにそれ？」
俺が聞くと
「わかんない
なんかバナナの味がする・・・でもおいしい
スイーツかなぁ」
と、口に咥えた
俺も、少し気が緩んでいたんだと思う
思わず
この数日の癖で
リンのそのスイーツに
横から
パクっと咥えたその時だった
「あの・・・・
嵐の櫻井翔君ですよね・・・・」
俺は、背中から、汗が、さーっと流れていくのがわかった。
口の中でドロッとしたバナナを
飲み込むことができないまま
俺はゆっくり振り返った
「キャーやっぱり・・・
翔君ですよね・・・」
「え・・・あ、いや・・」
そして、
チラっと、リンの顔を見た
だって、声かけられたその瞬間、
俺は、リンのスィーツらしきものを咥えて共有したんだから・・・
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紫姫(プロフ) - yuri125さん» そうなんでしすよね、南の島、どうしてあんなにも開放的になれるのかまた、海っていうのも・・・えへへへへへ (2019年8月26日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 環境が変わると、その時の価値観も変わってしまうもので、ただ答えを出すのは難しい、そんな時期を黒川くんに代弁してもらいましたｗ若いっていいなｗ (2019年8月26日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - 南国に行くと、人って開放的になって、大胆になるのですよね。翔君とリンちゃんも仲がますます深まってますなぁ〜若いってすばらしいですね。更新ありがとうございました。まだまだ残暑は続きます、お身体ご自愛くださいね。 (2019年8月25日 19時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 人それぞれに 悩みや事情があって しかも 大きかったり小さかったり。いくら 幼馴染でもやっぱり男の子って あまり話さないのかも。弱い所を見せたくない的な？ 高校から付き合って来た彼女と 大学入ってから気の合う仲間として過ごして来た相手…気を使わないのは？ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 6d9a56911b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ありがとうございます、バタバタしてますが、なんとかっていうか、どんどん自分で忙しくしてますｗあああああぁぁぁｌ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年8月6日 0時
