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ある程度、波に乗れるようになったところで
波も、正午前には、ほとんど来なくなった・・・
俺らは、一旦、昼食をとり
そして、
個々思い思いに過ごした
午前中、体力を思っている以上に消耗したせいか
午後は、庭の木陰で、
もってきた小説を片手に、
寝転がっていた
日差しはきつくても、木陰に入ると、
心地よい風が、潮の香とともに俺にかかる
何よりも、こんな外で無防備でいられることが
心から心地よくさせていたんだと思う
しばらくすると
リンが、涼しげなサマードレスで、俺の横に、緑色の炭酸水のボトルを、
瓶ごと持ってきた
よく冷えていたのか、
瓶は瞬く間に、水滴を表面に作った
俺は、起き上がって、その炭酸を飲むと、
横に
リンも座った
「気持ちがいいね」
そう言って俺の横で笑う
俺は、
そのままゆっくりと転がり
リンに
「おいで」
と声をかけた
リンは
少し周りを、キョロキョロと見渡したけれど
「大丈夫だよ・・・誰もいない」
そういうと
「さとみと黒川は？」
と聞いた
「さぁ・・リンは見てないの？」
「うん・・・」
「あぁ、じゃあ、部屋で寝てるんじゃない？
さっき、二人とも眠たいっていってたから・・・」
「あぁ、確かに、昼寝するって言ってた・・・部屋かなぁ」
リンは、家の2階に目をやった
「それぞれの部屋で寝てるんじゃねぇの？」
それを聞いて
安心したのか
ちょうど、俺の左腕の付け根あたりに頭を置いたリン
そこはリンの定位置で
俺が転がると、リンは必ず、そこに頭を置く
俺は、思わず、フフって笑う
「何？」
「いや・・こんなことさ、日本でできねぇなって・・・
お日様の下で、リンと外でお昼寝ってさ・・・
なんかさ・・来て良かったよなぁ」
そう言うと
「うん・・でも、今回はたまたまなんでしょ？」
「ん？」
「翔が、仕事お休みなの・・・」
「あぁ・・まとまった休みは・・・なかなか無いからなぁ・・・
ありがたいことに・・・」
「じゃあ、大事にしなきゃね、この貴重な時間・・・
って言っても、大丈夫？」
「何が？」
「午前中だけで、
結構、翔、焼けたかも？」
「んなはずねぇよ・・・
日焼け止めもちゃんと塗ったし、ラッシュも着てるし」
「だったらいいんだけど・・・
こういうのって、厳しいんでしょ？」
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紫姫(プロフ) - yuri125さん» そうなんでしすよね、南の島、どうしてあんなにも開放的になれるのかまた、海っていうのも・・・えへへへへへ (2019年8月26日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 環境が変わると、その時の価値観も変わってしまうもので、ただ答えを出すのは難しい、そんな時期を黒川くんに代弁してもらいましたｗ若いっていいなｗ (2019年8月26日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - 南国に行くと、人って開放的になって、大胆になるのですよね。翔君とリンちゃんも仲がますます深まってますなぁ〜若いってすばらしいですね。更新ありがとうございました。まだまだ残暑は続きます、お身体ご自愛くださいね。 (2019年8月25日 19時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 人それぞれに 悩みや事情があって しかも 大きかったり小さかったり。いくら 幼馴染でもやっぱり男の子って あまり話さないのかも。弱い所を見せたくない的な？ 高校から付き合って来た彼女と 大学入ってから気の合う仲間として過ごして来た相手…気を使わないのは？ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 6d9a56911b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ありがとうございます、バタバタしてますが、なんとかっていうか、どんどん自分で忙しくしてますｗあああああぁぁぁｌ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年8月6日 0時
