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「とかいっちゃって、
ここは南国だぜ・・・
♪青い渚を走り〜
恋の季節がやってくる
夢と希望の大空に 君が待っている
熱い放射にまみれ
濡れた身体にキッスして〜
ウルトラそうっ」
「なんで、波乗りジョニーからB’ｚになんだよ・・・
ごっちゃごちゃじゃねぇか・・・」
「じゃあ、これは
きみと・・
夏の終わり、将来の夢
大きな希望・・・
忘れない
10年後の8月
また会えるのしんじて〜」
アルコールが入っているせいか
陽気に歌いだす、さとみと黒川
「あぁ、ZONEだっけ？
っていうか、それすでに夏終わってるし・・・」
すると、さとみが、ふと、こんなことを言い出した
「10年後の8月・・」
「うわ〜
俺ら、２９じゃん、
え？さとみに関しては、３０？
ババァじゃん」
「ちょっと、おばさんって言わないでよ、
そのうち、みんなそうなる歳なんだから」
「３０・・・ねぇ
・・・想像つかねぇや」
俺は、勘酎ハイらしきカクテルを飲み干す
「確かに、想像つかないね・・・
みんな卒業してるのかな・・・」
「それは・・してないきゃ困るだろ・・」
「そっか…確かに」
すると、扉が開き
髪を濡らしたリンが出てきて
少しドキっとする
そういえば
俺は、リンの濡れた髪を見たのは、
あの雨の日以来。無かったからだ
「何？
何の話してるの？」
「あ、いや、10年後何やってるかなって・・・」
「あぁ、そういうこと・・・」
俺の横にそっと座る
「でもさ、考えてみたら、きっとこれからの10年ってさ、
いろんなことが起こりうる可能性がある10年だよね」
そう言ったさとみに
俺は、なんだか不安を覚えた・・・
「だって・・就職するでしょ・・・
もしかしたら、この中で結婚して
子供がいるかもしれない歳じゃん
・・・って、想像つかないけど」
そう言ったさとみに黒川が大笑いする
「そうなんだよなぁ、
それ言ったらさ。俺なんか、
10年どころか、来年すらわかんねぇわ」
なんだろ、
どうして、こんなにも俺は、不安になってるんだろ
「翔は？そのまま嵐してるのかなぁ・・・」
「まさか・・・さすがにもうしてないんじゃねぇの？
だって、３０だぜ・・・」
「そう？だったらどうするの？・・・」
「・・それは」
・・・
・・・
俺？
何になるんだ？
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紫姫(プロフ) - yuri125さん» そうなんでしすよね、南の島、どうしてあんなにも開放的になれるのかまた、海っていうのも・・・えへへへへへ (2019年8月26日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 環境が変わると、その時の価値観も変わってしまうもので、ただ答えを出すのは難しい、そんな時期を黒川くんに代弁してもらいましたｗ若いっていいなｗ (2019年8月26日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - 南国に行くと、人って開放的になって、大胆になるのですよね。翔君とリンちゃんも仲がますます深まってますなぁ〜若いってすばらしいですね。更新ありがとうございました。まだまだ残暑は続きます、お身体ご自愛くださいね。 (2019年8月25日 19時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 人それぞれに 悩みや事情があって しかも 大きかったり小さかったり。いくら 幼馴染でもやっぱり男の子って あまり話さないのかも。弱い所を見せたくない的な？ 高校から付き合って来た彼女と 大学入ってから気の合う仲間として過ごして来た相手…気を使わないのは？ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 6d9a56911b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ありがとうございます、バタバタしてますが、なんとかっていうか、どんどん自分で忙しくしてますｗあああああぁぁぁｌ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年8月6日 0時
