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「言われなくてもさせていただきますぅ」
「もぅ、翔っ」
リンが俺に注意すると同時に
立ち上がったさとみ、そして、鼻で笑いながら、玄関へ向かった
リンは慌てて
「ちょっとさとみ？本当に帰っちゃうの？」
そういいながら、リンも玄関まで、見送りに行った
「だって、彼氏と待ち合わせだもん
こんなバカップルと一緒にいてる場合じゃないの、私も」
外は、薄暗くなっていた・・・
ったく、ほんと、貴重なオフが終わろうとしていた
玄関から戻ってきたリン
さとみが帰ったからと言って、
そんな急にもとの雰囲気に戻れるはずもなく・・・
余計に微妙な気まずさが流れる
「翔・・・今日は、お仕事はいってる？」
「今日は休みだって・・」
そう言うと
「あ・・そっかじゃあ、まだ大丈夫？」
「あぁ・・」
チラッと外を見たリン
「何？」
「あ・・いや、ごはんどうしよっかなぁって思って」
「あぁ、飯、だよなぁ・・・」
そう、これが野郎だったら、
今からラーメン屋行こうぜとか言えるんだけど、
リンと二人きりでは、当時の俺の力量では行けるはずもなく
唇を軽く噛んで黙っていると
「ここで食べる？」
と聞いたリン
「あぁ、そうしようか
どうする？
何か買ってくる？」
「私・・料理まだ、あんまりできないんだけど・・・」
「あはは、それは仕方ないよ
俺もできないし」
まだ家をでて１年たらずのリンに期待するわけはないけれど、
「あ、でも、鍋とかだったらできるかも」
「いいねぇ
確かに、俺もそれだったらできるわ」
「あ・・でもどうしよう
材料ないから、
私、買ってくるね、翔待っててくれる？」
「買い物って、駅前の？」
「うううん、あっちより、
この先言ったところに、もうひとつスーパーがあるの、
そっちの方が少しだけまだ近いかな？」
「あぁ、俺行こうか」
「いいよ、大丈夫、、待ってて」
そう言って、
カバンを持ったリン
「ほんと、ごめんな」
「どうして？謝るの？
すぐもどるから」
笑って靴を履くリンに
俺は後ろからそっと抱いた
「え？どうしたの？」
「ほんと、ごめん」
「だから、大丈夫だって、
迷子にはならないよ」
「へ？」
そうじゃないんだけど・・・
と思いながらも
俺の方を向きなおしたリンに
俺は、軽く頬にキスをした
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紫姫(プロフ) - yuri125さん» そうなんでしすよね、南の島、どうしてあんなにも開放的になれるのかまた、海っていうのも・・・えへへへへへ (2019年8月26日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - すりおろし梨。さん» 環境が変わると、その時の価値観も変わってしまうもので、ただ答えを出すのは難しい、そんな時期を黒川くんに代弁してもらいましたｗ若いっていいなｗ (2019年8月26日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
yuri125(プロフ) - 南国に行くと、人って開放的になって、大胆になるのですよね。翔君とリンちゃんも仲がますます深まってますなぁ〜若いってすばらしいですね。更新ありがとうございました。まだまだ残暑は続きます、お身体ご自愛くださいね。 (2019年8月25日 19時) (レス) id: 12d47efacf (このIDを非表示/違反報告)
すりおろし梨。(プロフ) - 人それぞれに 悩みや事情があって しかも 大きかったり小さかったり。いくら 幼馴染でもやっぱり男の子って あまり話さないのかも。弱い所を見せたくない的な？ 高校から付き合って来た彼女と 大学入ってから気の合う仲間として過ごして来た相手…気を使わないのは？ (2019年8月23日 8時) (レス) id: 6d9a56911b (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ありがとうございます、バタバタしてますが、なんとかっていうか、どんどん自分で忙しくしてますｗあああああぁぁぁｌ (2019年8月20日 22時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年8月6日 0時
