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駐車場につき。俺は
天を、ベビーシートに、乗せた。
「やー」
っと最初は嫌がっていたけれど、
「あまねぇ。ジュース飲む？」
というと、
一時、治まった。
俺は、さっき、飲み干したマグの中に、
いただいた、リンゴジュースを入れ、
「はいどうぞ」
と言って渡すと
目に涙を浮かべたまま
「あーと」
と、
ここは律儀にも、返してくれる
俺は、スマホを出し、
行きと同様、動画をみせてあげようとすると
何件か、Aから、着信があったようだった
俺は、
タップして
Aに連絡を取る
「あ・・・もしもし？翔君？」
「ん？どうした？何かあった？」
俺が聞くと
「うううん、だいじょうぶかなって思って・・・
え？外？」
「あぁ、うん」
「あまねは？」
「いるよ？」
どうやら、電話の向こうで、驚いている様子だった
「だいじょうぶだよ・・
今から帰るとこ、
あ、ちょっと待って」
俺は天の耳元に、スマホを持っていく
「あまね、ママだよ」
そういうと、電話の向こうで、Aが話しかけたみたいで
「あ・・・マァマ」
と嬉しそうな顔をし
空色の靴を履いた足を、ばたばたと動かした
「な？ごきげんだろ？今から帰るから、
安心して仕事してよ・・あははは」
そういうと
「うん、ありがとう」
と、言ったA
俺は、少しだけ、なんだろ、
うれしい・・・いや、照れ臭くて、舌で頬を膨らませた
電話を切り
「よし、あまね、おうちに帰ろっか」
そう言って
天が好きそうな動画を探した
車を走らせながら、
俺は、ホタテのサンドをほおばる
具が多くて、こぼしそうになるのを、
うまく食べていく。
「うっめ」
そういうと
後ろから
「しょおおおおくっ、うっめ」
と言って足をバタつかせた天
あぁやばいわ
またAに怒られそうだ
言葉遣いには、
本当気をつけなきゃな
っていっても、そもそも、Aの「翔くん」呼びだって
こうやって天がマネしてんだから、
Aも気をつけなきゃだわ
あ・・・でも
やっぱAには、「パパ」じゃなくて「翔くん」って呼んでもらいたいからなぁ
そう思いながら、俺はバックミラーで天を確認すると
天も嬉しそうに笑ってくれた
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紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
