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そう、もちろん、休ませてあげる方がいいのだろうけど
俺の嫁は少し頑固なところもあるので、
「寝たら？」と言っても自分の仕事が終わらせるまでは、休まない
そう、意地でも休まない
だから、あえて
「少し話そうか」が1番、彼女にはちょうどいい、
結婚丸2年、少しずつ、お互いにいろんなことがわかってきた・・・
俺は、天をあやしながら、龍のカードゲームに少しちょっかいをかける・・
「あ、そうだった・・・翔くん、明日の予定どうなってる？」
「ん？・・・あぁ、明日はね、事務所に行ってから、打ち合わせだけかな？」
「・・・そっか」
「ん？どした？」
「あ、いや・・・誕生日だから・・・」
「そうだった、今年はめちゃめちゃ意識してたのに、
今の瞬間だけ忘れてたわ」
実のところ、本当それ
いや、ほぼ毎年・・・
意識してる割には、本気で近づくと忘れるというね
「何？祝ってくれる？」
「ん・・・ちょっとね・・・今年はお店予約してみたんだけど・・・」
「え？マジで？」
「って言ってもさっき」
は？
「くくくく」
いや、笑うとこじゃないし
でも、まぁいいや、
「ごめん、言い訳じゃないんだけどね、
ギリギリまで翔くん、もしかしたら予定入れてくるかもしれないなぁって」
「あぁ？いや、確かに後輩たちがさ」
「アニキ会だっけ？」
「そ・・・アニキ会ね、
誕生日祝ってくれるって言ってくれたんだけど、さすがになかなか時間会わないからさ」
「まぁ、みんな忙しいからね」
俺は抱っこしている天が眠そうにしてるのを、みながら
手に持っていたマグをゆっくりと、もち、それを床においた
そして、トントンと、背中を軽くたたきながら、ゆっくり揺らす
「そう、だからさぁ、誕生日当日ってのは難しいから、別日にただいま、絶賛調整中」
「・・・そっか」
「あ、いや、でも・・・一応、みんなには、いつも言ってるんだけど。
できるだけ、家族は優先させたいからって」
そう・・・言ってはいる
だから、俺のスケジュールも、とんでもないことになったりもするんだけど
Aは何も言わない
むしろ、行ってくれと言わんばかりだ・・・
そのうち、ズシっと、天の身体が重くなった
「・・・ん？あまね、寝ちゃった？」
俺が覗くようにみると
「うん・・・寝たかも・・・」
「つぅか・・・マジで天使だわ」
「はいはい」
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紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
