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「ほら〜、あまね、これ何かなぁ〜」
そいういって、さっきまでご機嫌見ていた、
テレビを指すけれど
まぁ、まず、パニックになってるから、
見てもくれない
ああああ
前途多難
俺さ、今日どうしてもやらなきゃいけないことあんだよ
頼むから・・・・
「あまね〜、あんぱ〜んち」
あのさぁ、本当、国民的アイドルの俺の
「あんパ〜ンチ」誰も見たことねぇだろ？
ちゃんと家ではやってんの
「ああああああああああああああああ」
ダメだ、全然見てくれねぇ
そういえば、最近Aが
天が少しずつ自我が芽生えだしたって言ってたっけ
あぁ、こういうことか
「あんぱん、食パン、かれ〜パ〜ン
ジャムバタチーズ、だだんだ〜ん」
囁くように、天の耳元でゆっくり歌って、揺れてみる
「ああああああああ・・・あ。あ。」
ふはっ、止まってきた
「どきどきさせるよ〜ドキンちゃん〜」
「あ。。。あ。。。ま〜ん」
おおっ
「あまね〜、もしかして、今歌った？
うめぇじゃんってか、かわいすぎるだろ」
泣き止みそうな天を俺はさらにゆっくり揺らす
いいぞ。俺
「しょおおおおおおおおおおおっく」
「なぁぁに？」
「あ〜まんっ」
アンパンマンってことね
はは
「そだね、アンパンマンだね」
俺の顔を見て
俺の少しだけ伸びたひげを手で触る
「あぁ、パパお髭ジョリジョリだね・・・そらなきゃな」
「ゆーきのすずが、りりんり〜ん」
と俺も陽気に歌いながら、天を揺らす
ニマっと笑う天
俺もね、歳の離れた弟がいたから、
小さい子って、もともと好きなんだけど、
でも、まぁ、自分の子どもとなると、また格別なんだよなぁ
俺は、そのままキッチンに行き、コーヒーをセットした
とりあえず、
朝飯食ったら、捜査だな
うん
そして、自動的に珈琲が入る音を聞きながら、今度は、洗面所に行き
「あまね、ちょっと待ってな」
そう言って、床に下ろした
下ろした瞬間
「フニ」
と泣きそうになって一瞬、俺もジッと見たけれど
すぐに俺の脚にしがみついたのが、かわいくて
でも、よく考えたら、
これって・・・もしかしたら、置いて行かれたらという、
本能的不安なのかもしれない
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紫姫(プロフ) - さやさん» さやさん、１日の楽しみに、私の作品を選んでいただいてありがとうございます。今パスをはずしましたので、よかったらお越しください。 (2019年12月30日 0時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - さつきさん» さつきさん、ありがとうございます。今パスをはずしたので、よかったらお越しください。いつもありがとうございます (2019年12月30日 0時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
さや(プロフ) - とっても面白かったです、毎日寝る前やバイトの合間の楽しみにでした。続きがどうしても読みたかったです。良ければパスワードを教えて頂きたいです。これからも応援してます！ (2019年12月29日 18時) (レス) id: d192ade53d (このIDを非表示/違反報告)
さつき(プロフ) - 追想-TUISOU-Secretな彼女番外編のパスワードを教えて頂けますか？いつも楽しみに読ませて頂いています。良かったらお願いします。 (2019年12月29日 2時) (レス) id: acec7bc7ad (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - kotoneさん» 珍しく、連日書いてますｗたぶん、書くことで少し私自身心を落ち着けたいのかもしれませんねｗ (2019年3月27日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年1月23日 0時
