背中越しで ページ38
「そう、社会的っていうか、男性と違って、アラサー女子って、うーんもしかしたら、アラフォーまでの間って、
いろんなことを考える時期でもあると思うのね、恋愛だけじゃなくて、仕事や、人間関係、そして、人生を左右しかねない結婚だったりとか。
しかも一気にいろんなことを、考えなきゃいけない
みんなが、みんな表には出さなくても、心のどこかで引っかかってくる時期で」
「それは、その・・・出産とかいろいろ関わってくるからってこと」
「まぁ、それもあるんだろうけど、確かに、結婚も、仕事もいろんなこと後回しでも大丈夫だけど
妊娠、出産に関しては期限が決まってるから、確かにそれが根底にあるのかもしれないよね、
まぁ、私も少なくてもいろいろ考えて、りょうの出産を選んだんだけど。」
「・・・なんかごめん」
思わず謝てしまう
「ふっ
なんでそこで翔くんが謝るの、ふふ」
「でもAはその時に、出産も含めて、そのいろいろ考えたわけでしょ」
俺の腕はクロスして、さらにAと完全に密着する
「うん、そうだね、私の場合は、りょうを妊娠した時、先の先まで考えた」
「そっか・・・男には期限ってのはないからさ、そこに違いが出てくるよね
で、そんな話を書いてるってこと？」
「ん？まぁ、それを背景に、
高校生時代の時のただただ一生懸命で何も見えなかった恋愛とを
交差させていくって感じかな、どっちがメインになるかはこれからのプロデューサー次第」
そういって、少し振り返って俺をみる
「確かに、恋愛観ってさ、女性だけに限らず、男性側も変わっていくのかもしれないなぁ」
「翔くんもそうだった？１０年前、２０代や１０代のころと・・・今と？」
え？
あ・・・
「俺？・・・あぁそうだね、自分の気持ちのいいもの、あ、そのヤラシイ意味じゃなくて、
全般ね。自分の気持ちがいいものを求めてばかりいたのが、
いつのまにか、相手が気持ちがいいものを与えようとするようになったってことかな
そもそも、Aってさ、恋愛経験っってあるの？そんな書けるような？」
「それ、今聞くかな・・・」
あ・・・いや、
これって、俺またやっちまったパターンか
「いや、そういう意味じゃないんだけどさ・・・
ほら、俺が知ってる限りでは、アントニオぐらいだから」
そう、アントニオね
アントニオ
ああああああああああ
また、自分で墓穴掘ってるし
明らかに背中越しに
静かな空気が流れてるよね・・・
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紫姫(プロフ) - yuriさん» ありがとうございます。そう言っていただけると、うれしいです。こちらSecretは、ネタが間取り次第再会でればいいなぁと思ってます。いつになることやらwww. (2018年5月10日 23時) (
レス) id: b7a52fdc9b (このIDを非表示/違反報告)
yuri(プロフ) - こんばんは！翔くんが幸せそうで幸せそうで^ ^またいつか続きをとっても楽しみにしてます！新作ももちろん読みます！ (2018年5月10日 21時) (レス) id: 94bdaf4c21 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - yuriyuriさん» とりあえず、この場所は私にとったら、本当ようやく見つけた居場所みたいなところなので、できる限り、続けていけたらって思ってます。少しずつですが、不器用な彼が幸せになっていくのを 伝えれてよかったですｗｗｗ (2018年5月6日 23時) (レス) id: 40b4a7f81f (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ともさん» どうも私の書く翔くんは、どちらかというと、残念な翔くんでしてｗｗｗ。楽しんでいただけたら、うれしいです (2018年5月6日 23時) (レス) id: 40b4a7f81f (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - Sara xxxさん» むふふふーん。かなり、ぷんぷん匂わせておきましたので、よろしくお願います。いや、だって、このシリーズはおそらく、ネタがつきそうにないですｗｗｗ (2018年5月6日 23時) (レス) id: 40b4a7f81f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2018年2月21日 23時
