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ちょうど、テーブルを挟んで、翔さんとベリーナが隣り合わせで
私と向き合うように食事をする
「A？これ食べてみ？
うまいから・・・
あ、ベリーナこれってさ、
ジャンのところの？」
「そう、急いで作ってもらったよ」
「あ・・・
ジャンってさ、ここの坂降りたところの・・」
翔さんが話してくれることが、
さっきまでは
ちゃんと、耳に、一言、一言が耳に残っていたのに、
今は、流れるように残らない
それより、
翔さんと、ベリーナの距離感ばかりが気になってしまって
はぁと、深いため息がでた
「・・・あ」
つい出てしまったため息を
気づかれないようにすぐさま
「これって、何ですか？」
そう言って、
魚のパイ包みたいなものを指す
「あぁ、これはね・・・・」
そう言ってまた説明してくれるけど
頭の中には入ってこない
ただ、私の頭は器用なもので
「ベリーナ」という言葉は、
まるで、アンテナが立ったかのように、
これは、なぜか耳に入ってきた
そのうち、彼女がどういう人物なのかがわかってくる
ベリーナは、翔さんより２つ下
このリスボンで医者として働いているようだった
まぁ、そりゃそうだ
だってこんなに気が合っているということは
何か共通点があるわけで
そして、ベリーナと翔さんが出会ったのも、
この町で
たまたま、旅行に来ていた翔さんに、
ベリーナが声をかけたのがきっかけだったらしい。
話しているうちに。二人が同じ職業であること、
それに当時、挑戦したいという仕事があるということから、
このポルトガルで、住んでみてはどうかと勧められ
今に至る
ほんとは、私も聞きたいことがあったけれど、
当時を振り返る、二人の邪魔するみたいで、声をかけづらく
ただ、うんうん、うなづいているだけだった
そして、だされたワインを、ぐびぐびと飲んでは、
二人をずっとみつめていた
でも
料理は、本当においしく、
私は、程よい加減で酔いが回り、
その美味しい料理でおなかも満たされていったので
少しずつ、この二人と打ち解けていく
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紫姫(プロフ) - まーちゃんさん» こーなりました・・・あは。それが、紫姫わーーーーるど♪ (2019年6月5日 23時) (
レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - あやさん» ドキドキにへにへしながらｗいつもありがとうございます。ちょっと拗らせてみましたｗｗｗ (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
紫姫(プロフ) - ゆめさん» 少しスパイス投入してみました。ここから、ラストまで、楽しんでいただけたらと思います。 (2019年6月5日 23時) (レス) id: 126fa04e95 (このIDを非表示/違反報告)
まーちゃん(プロフ) - きゃーーー！ついに進展ですね！どうなるの？翔さんなんて言うの？気になります！！次回も楽しみにまってます。 (2019年6月5日 20時) (レス) id: 8fb0672773 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - 毎回ドキドキにへにへしながら拝見させていただいています。いいなぁ… (2019年6月5日 4時) (レス) id: 0f8d7fa212 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紫姫
| 作成日時：2019年5月17日 0時
