やはり残酷で ページ30
伊地知が車を走らせると伏黒が野薔薇を背負って歩いていた
その側には対してボロボロになっていない凛花の姿があった
原作ではそんなに血を流してなかったのに、、大丈夫なのかコアは不安になった
「伏黒君!野薔薇ちゃんをここに!」
野薔薇を運転席に寝かせ、コアは後部席に座った
「伊地知さん、避難区域を十キロまで広げてください」
「分かりました、、伏黒君と汐崎さんは?」
すると伏黒は凛花を見る
「凛花、お前もいけ」
「ううん!私もいる!恵だけ一人になんてできないから!」
「、、はぁ、、勝手にしろ、、」
伏黒達が心配なので野薔薇を病院に連れていったらすぐに来ると言ったが、「いても意味がない」と切り捨てられたので、伊地知達は大人しく野薔薇を見ることにした
「では、伏黒君、、汐崎さん、、武運を、」
伊地知さんは車を発進させた
コアは野薔薇の傷ついた体を見る
「どうして私は、、、何も出来ないんでしょうか、、」
コアは泣きそうに呟く、こんなに傷だらけなのは絶対に、、凛花のせいだ
だって、原作はこんなに傷ついてなかったのに
「何言ってるんですか、Aさん、私だって何もできてないです」
「いいえ!!だって、なんでっ、、凛花だけあんなに強い力を手に入れられて、、私には何もないっ、、、ただ呪霊が見えるだけっ、、それだけでっ、、皆に何もできてないっ、、なんでっ、こんなに不平等なんですかっ、、、、」
コアはポロポロと泣き出してしまった
「Aさん、虎杖君が行く前に、絶対に帰ってきてと言いましたよね」
コアの角度からでは伊地知の顔は見えなかった
だが、、、
「その言葉だけで、、絶対に帰ってこなくちゃって、そう思うと、私は思うんですよ」
絶対に帰ってくる、そういう信じる気持ちが伝わってきていた
「貴女は何もできなくはない、彼らに生きる勇気を湧かせているんですよ」
「うっ、、うぅ、、」
「私達は私たちで出来ることをしましょう?」
コアは黙って頷く、お願い、、これ以上酷くならないで、、とコアは強く願った
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モカ - すみません、個人的にあんまり!使わない方がいいと思います...。ちょっとていうか、主人公さんも痛く見えますよ。 (2022年5月8日 0時) (レス) @page16 id: 79da5c64d7 (このIDを非表示/違反報告)
綾芽(プロフ) - すみません、個人的な意見なんですけど、「、、、」とかだと読みにくいので「…」の方がいいと思います。スマホならてんてんてんって打つかボードを数字にして0を上にフリックすればできると思いますよ。 (2021年5月23日 9時) (レス) id: 70431e7ad6 (このIDを非表示/違反報告)
誕生日を当てる程度の能力 - 夢小説だからどんなに可笑しくても良いと思いますけどねー。 ツッコミたくなりますけど笑 (2021年1月25日 2時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
カカポェ... - 話が新鮮で面白いです!今までにない感じがしました(?) (2021年1月20日 20時) (レス) id: a7b639c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ崎(プロフ) - あ,なんか2回連続でコメントしてたっぽいです^^;すみません、、、! (2021年1月13日 21時) (レス) id: 2ecd108021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狐 | 作成日時:2021年1月9日 0時