送り出すのが私たちの仕事 ページ29
コアは車の中で震えていた
分かってる、そういうシナリオなのは、、、だけどやっぱり、、そうだねで終われるわけない、、、
それに、凛花が何かを間違えれば、虎杖ではなく、野薔薇か、伏黒が死んでしまう可能性だってある
震えていると伊地知が心配そうに声をかけてくれた
コアは大丈夫です、、と無理矢理答えた
外に出て、四人の後を伊地知さんと一緒に着いていく
「では、帳を下ろします」
アニメで見た通り、伊地知が帳を下ろす呪文のようなものを唱えると、周りが黒く、夜のようになった
「わぁ!凄ぉい!夜みたぁい!」
凛花は初めてみた、、まぁ、実際にそうだが、、、コアには物凄いわざとらしく初めて見たかのように言った
「ほんとだな!すげぇ!」
「帳だ、、今回は住宅地が近いからな、、外から隠すために使ってる、、」
すると、伏黒は手を組んだ
「玉犬」
すると、伏黒の影から白い狼が一匹出た
「可愛い!!モッフモフ!」
凛花にモフモフされている玉犬、おい何してるんだ貴様、そこは悠仁がやるところだろ、、とコアはジト目で凛花を見た
玉犬はなんだか少し迷惑そうだ、、アニメの時はそんな顔してなかったはずだが、、、
「呪いが近づいたらこいつが教えてくれる」
「へぇー!良い子だねぇ!」
「ほら、行くわよ凛花」
野薔薇は凛花の腕をつかむ
伏黒、野薔薇、凛花で行く、その後ろに虎杖が着いていこうとしたが、コアがそれを拒んだ
コアは虎杖の裾を掴む
「、、、?コア?」
「ごめん、、悠仁君、、絶対に、、帰ってきてね」
あぁ、バカだなぁ、、自分でも分かってるはずなのに
けど、、仲間のあんな姿は誰だって見たくないだろう
すると、虎杖はコアの頭をワシャワシャと撫でる、まるで不安を掻き消すように
コアは虎杖の顔を見る、そこには晴れやかな笑顔があった
「おう!心配すんな!ぜってぇ帰るから!」
虎杖はくるっと回り、コアに手を振って先に進んでいった
「Aさん、私達もここから離れましょう」
「そう、、ですね、、行きましょうか」
コアは泣きそうだったが、意地でも我慢した
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モカ - すみません、個人的にあんまり!使わない方がいいと思います...。ちょっとていうか、主人公さんも痛く見えますよ。 (2022年5月8日 0時) (レス) @page16 id: 79da5c64d7 (このIDを非表示/違反報告)
綾芽(プロフ) - すみません、個人的な意見なんですけど、「、、、」とかだと読みにくいので「…」の方がいいと思います。スマホならてんてんてんって打つかボードを数字にして0を上にフリックすればできると思いますよ。 (2021年5月23日 9時) (レス) id: 70431e7ad6 (このIDを非表示/違反報告)
誕生日を当てる程度の能力 - 夢小説だからどんなに可笑しくても良いと思いますけどねー。 ツッコミたくなりますけど笑 (2021年1月25日 2時) (レス) id: 8589870327 (このIDを非表示/違反報告)
カカポェ... - 話が新鮮で面白いです!今までにない感じがしました(?) (2021年1月20日 20時) (レス) id: a7b639c8a0 (このIDを非表示/違反報告)
ニノ崎(プロフ) - あ,なんか2回連続でコメントしてたっぽいです^^;すみません、、、! (2021年1月13日 21時) (レス) id: 2ecd108021 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒狐 | 作成日時:2021年1月9日 0時