友達の夢小説が突っ込みどころ満載だった、、

番外編２ ページ23

五条悟は最近差し入れしてくれるコアに疑問を抱いていた
お湯を沸かしてコーヒーを淹れているコアに聞いた





「コアってよく僕の好み分かるよね、凄いよほんとに」





「え？あ、ありがとうございます」




まさかアニメ見て分かってるなんてそんなこと口が裂けても言えないと思ったコア
コーヒーを注ぎ入れ、本を読んでいる七海に差し出す
七海はお礼を言い、コーヒーを一口飲む





「私の分までも買ってきてくれますし、、感謝してもしきれません、、ほんとに凄い子ですよ」





伊地知はパソコンから少し目を離して頬笑む





「私も凄いと思いますよ、私の好みにドンピシャな物もよく買ってきてくれますから」





「な、なんか照れますね、、、」





コアが照れていると何かの書類を見ている家入が顔をあげた





「なんだお前ら、コアに買って貰ってるのか、コアも凄いなぁ、、、全部"自費"なのにな、、、」





コアはピタリと固まる
恐る恐る周りを見ると、皆もなぜか固まっていた
あの伊地知さんもパソコンに添えてる手がピタリと停止している





「勉強も頑張ってて偉いな、コアは」





「いえいえ、家入さんが教えてくれるからですよ！凄いわかりやす、、い、、し、、」





三人は無言で立ちあがり近づいてくる





「ねぇ、、コア、自費ってほんと？」





「え、、、あ、、はい、、」





「ちょっと今まで買ってもらってた分の代金、銀行でおろしてきます」





「七海さんちょっと待ってください！！？」





「すみません、Aさん、こんな上司嫌ですよねすみません首つってきます」





「伊地知さんはやりすぎです！！！やめてください！！！」





「あのスイーツ高かったよね、、、ごめんね、、今度家買ってあげるね、、」




「愛が重すぎる人になってますよ、五条さん！！」





とりあえず三人の暴走を止めるコア





「どうしてコア、なんで自分のために買わないの！！」




「そうですよ？しかも五条さんにも買ってるなんて、、、貴女はまだ子供なんですからそんなことしなくても良いんです」




「まさか、全部自費だったなんて、、、本当に面目ないです、、、」




「ちょちょ、、落ち着きましょ！？一回！！ね！？」





じりじりとつめよってくる大人二人と、端に座っている大人一人、、その状況を面白そうに見ている大人一人、、なかなかカオスな状態だった

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