隙を見せたら食べるよ？【五条悟】

食われる39 ページ48

五条side



悟「順番逆になったけどA､僕と結婚してくれませんか？」




『相変わらず手順飛ばすよね悟は｡まぁ私はそんな人を好きになったんだけど｡…………私で良ければ喜んで！』




悟「あぁ〜良かった………これで拒否られたら今日のための準備が無駄になるとこだった」




『ふふっ』




悟「ありがとうA」




結婚もOKしてもらえたし説明しないとね



悟「高専で結婚式をるする理由話すね｡……この前､Aが呪詛師に刺されて瀕死の状態で運ばれてきたって時あったでしょ？あの時思ったことがあってさ」




『………』




悟「絶対大丈夫なんて約束出来ないこの世界で1秒でも長く君と居たいって｡人並みの幸せなんて無くて良いからAの時間だけが欲しい」



多くは望まない｡ただAと居れるならそれで良いんだよ僕は



悟「五条家でやる式は堅苦しいし､頭の固い奴等ばっかり来るから楽しくないし｡一生に一度の事なんだから楽しくて思い出に残る方が良いでしょ？」




『うん』




悟「学長に相談したら"五条家とは別に高専でも式を挙げれば良いだろ？皆祝ってくれると思うぞ"って言ってくれてさ｡七海と準備してくれたんだよ」




あの人見た目はあんなだけど優しいんだよね
七海も半分巻き込まれた感じだけど珍しく文句も言わないで手伝ってたし




『そっか……後で二人にはお礼言わないと｡それから悟もありがとね！最初は驚いたけど理由を聞いて納得したし､凄く嬉しい』




悟「あっ！婚姻届は明日出しに行こうね？」




『準備良いね……』




悟「まぁね」




七「遅いですよ｡主役だからってあまり皆さんを待たせないでください」




あれ？そんなに時間たってたの
Aが着物だから転ばないように歩いてきたんだけど遅かった？



『七海くん､学長と今日の準備してくれたって聞いたよ｡……ありがとう！』




悟「僕からも言わせて｡ありがとね七海」




七「別にお礼なんて必要ないですよ｡お二人が幸せならそれで良いですから｡ただ､五条さんは好きな人がいるのに遊び歩いた前科持ちなんですから気を付けてくださいね？逃げられますよ」




おぉ痛いところを突いてくるね七海……
でも大丈夫だよ｡僕の頭の中はAでいっぱいだからね




悟「さて……あんまり皆を待たせるのも悪いし入りますかね」




『うん！！』

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