13.【宮治の憂鬱】 ページ14
宮治side
時間は現在1時間目の終わり。
小腹が空いた俺はおにぎりを頬張っていた。
やっぱおにぎりやわぁ、美味しいわぁ。
とか至高のひとときに浸ってると同じクラスでありチームメイトの角名が滝のように汗を流して顔面蒼白のまま席にやってきた。
「お前の片割れ…誰が好きか知っとる…??」
「知っとるで。み…「言うな!!!!
そのことで話があるんだ…。」
おにぎりをもぐもぐさせながら話を聞く。
「今日の朝…好きなタイプ聞かれて…それだけだったらいいんだけど…すごい照れてたし…なんやかんや話した結果、考えたんだけど、
宮侑って俺のことが好きだったりする???」
「ぶふっっ」
「汚ったな!!!!」
なんでそうなるんや。おにぎり飲み込んどってよかったな。吹き出したのはお茶やで。
「想像もしたくないから話題変えて???頼む、後生やから」
「俺だって嫌だよ…!!!でもまじ絶対あいつ恋愛してんじゃん…!!顔が恋してる顔だったの!!
おかげで1時間目から胃が痛い。」
せやろな。
よく1時間も生きてこれたな。もし自分やったら1時間トイレに籠る。
「ツムが好きなのは美澄やで」
「…あ、そうなの…?良かった…あらぬ展開になる所だった、俺の脳内の宮侑が。
てかいいの??バラしてんじゃん。え、美澄が好きなの??」
あ、バラしてもた。まぁえっか。
━━━━━━━━━━━━━━━
3時間目の休み時間、教室でクラスの子の誕生日祝いをしてて死ぬほどうるさかったから廊下でおにぎりを食べることにした。
そしたら美澄に話しかけられた。
『あんたどこで飯食っとん?』
意外と気さくなんやね。初めてちゃんと見たなぁ。
『あれ?調子悪いん?飯食ってると大人しいな。』
これツムと勘違いしとるな。
「…あぁ、俺宮治。ツムとは双子やから勘違いしとるで。」
と言うとびっくりしとった。むしろ双子とか噂にならん?知っとると思っとったんやけど、疎いんかな?
とか話してると後ろにツムが見えたからイタズラをした。
「ツムなぁ、お前のことが、
寿司なんやで。」
「しょーもな!!!!!!!!タヒね!!!!!!」
本人に言うわけないやん。ネタバレしたらおもろないやん。
いやでも耳塞がんで欲しかったな。寿司なんやで、聞いて欲しかったネタやのに。寿司だけに。
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kurosanyanen(プロフ) - メグメグさん» コメントありがとうございます!そろぼち新作を考えてるのでまぁまぁに期待してくださると嬉しいです笑 (2020年4月5日 2時) (レス) id: a7e831e146 (このIDを非表示/違反報告)
メグメグ - 初コメ失礼します…多分初コメだったはずですw完結おめでとうございます!作者さんの文才が素晴らしく思います!新作の小説が出来たらすぐに飛んでいきますので!! (2020年3月28日 16時) (レス) id: cb17b2775c (このIDを非表示/違反報告)
kurosanyanen(プロフ) - なつきさん» ありがとうございます!がんばりますね! (2020年3月27日 1時) (レス) id: a7e831e146 (このIDを非表示/違反報告)
kurosanyanen(プロフ) - 白井りーさん» ありがとうございます! (2020年3月27日 1時) (レス) id: a7e831e146 (このIDを非表示/違反報告)
なつき - 初コメ失礼します!もう、、好きです。そして絵上手ですね!うらやましいです!これからも更新楽しみにしてます。無理しない程度で頑張ってください!応援してます!!! (2020年3月19日 14時) (レス) id: 0d6f6a630f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くろさんやねん | 作成日時:2020年3月8日 11時