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二次元しか愛せない系少女、外出 ページ9

Aside

探偵社に依頼電子手紙を送った後、特に用事も無く暇だったので
愛する嫁達の伽羅歌(キャラソング)を聞いて楽しむ事にした。

布団の上でゴロゴロと転がり乍一人にやける。

…気持ち悪いとか云わないで、Aちゃん泣いちゃうよ?←


そんな事を続けること一時間。
ふと私のお腹が空腹の合図を鳴らした。

今の時間は二時。お昼は疾っくに過ぎている。

炒飯でも作ろうか、と冷蔵庫の中身を確認するもスッカラカンであった。

確か最後に出掛けたのは二ヶ月ほど前。
結構持ったなぁ…とか思い乍支度をする。


今日は蒸し暑いある夏の日。


物語など良く出てきそうな台詞だ。

私は乱雑にリュックサックにエコバッグを五、六個詰めて
薄いカーディガンを羽織り、帽子を被ってマスクを付け、外に出る。


*・・*・・*

「お、重い…」

ゼェゼェと汗をダラダラかきながら、
街中を歩いて行く。

家を出てから四十分。
最寄りのマーケットに食料、日用品を当分外に出なくて良いように随分と買い込んだ。

普段家から出ない自宅警備員(ヒキニート)にとっては太陽は大敵。

もう無理死にそう。
それに加え、頭がガンガンしてきた。

そんなフラフラな状態で歩いていると
一つの小さなお店を見つけた。

"甘味処"
そのお店のメニュには沢山の甘い物が書いてあった。
それに店内は冷房が効いているようだ。

甘い物を補給しなければ、
本能が私に語りかけている。

私は危なっかしい足取りで何とか其処までたどり着き、扉を開けた。

ヒンヤリとした涼しい風が、私を包み込む。

いらっしゃいませ、と小柄の定員さんが私に挨拶をする。

余り顔色の良くなかった私を見て受けたのか、
定員さんはお冷を一杯持って来てくれた。

其の水を私は一気に飲んだ。

「あ…あ、ありがとうございます…」

掠れた声が静かな店内に響き渡る。

「いえいえ
お荷物はこちらに置いておきますね。

ごゆっくりどうぞ」

ニコッ、と私に笑いかけてそう云い
私の食料やらが詰まった結構重いバッグを軽々と持ち上げて、
カウンター席へ持って行ってくれた。

ふう、と一息付いて立ち上がり、
定員さんが荷物を置いてくれた隣の席に腰を掛けた。

ーーーーーー

初めてルビーを使ってみました。テヘッ☆

じゃなくて!!!!

帰ってきたら凄いことなってました。
順位175位 お気に入り16人 9評価

_人人人人人人人人_
>夢を見ているのか<
 ̄^Y^Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄

有難うございます!(土下座)

二次元しか愛せない系少女、羞恥心と名探偵→←二次元しか愛せない系少女、その後



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設定タグ:二次元現実逃避 , 文スト , 文豪ストレイドッグス   
作品ジャンル:アニメ
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氷華(プロフ) - 自分のペースでゆっくり書いて欲しいです(*´ー`*)これからも応援してます!! (2019年2月25日 22時) (レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレヰト - とても面白いので、ふっとネタが降りて来た時にでも書いてくれれば嬉しいです!別に、文がおかしくても構いません!間違えたら直せばいいんです!検討お願いします! (2019年2月17日 19時) (レス) id: 9bf0bfde55 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 自分のペースでのんびりと書いてもらえればうれしいです。この作品の中好きだったので(半分ないよう覚えてないや。汗)とにかくこの作品、途中半端で終わらさずゆっくりでいいのでつづきお願いしますm(_ _)m (2019年2月11日 20時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 続きをオオオオオオオオーーーーーーー(///ω///)♪ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 14ed024632 (このIDを非表示/違反報告)
雨傘響音(プロフ) - あれ…中也さん、夢主誘った本来の目的は…?(;´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:お布団@自宅警備隊No.7 | 作成日時:2017年6月19日 19時

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