二次元しか愛せない系少女、アニメイト ページ43
Noside
「うおっしゃぁぁぁぁっ！！！！
アニメイトじゃぁぁぁぁっ！！！！」
「……(引き気味)」
着いた瞬間、叫び始めるA。
まだ建物にも入ってねぇだろ…と
…因みに、今二人の居る場所は、アニメイトの入っているビルの前である。
アニメイト内で叫ぶのは分かる(何がだよ←)が、
ビルの前で叫ぶのは…と同胞達は思うだろう。
そんな話は置いといて、中也は如何にも興奮気味のAに、話し掛ける。
「なぁA…アニメイトってそんな良い所…っつーより、手前にとって楽しい所なのか？」
純粋に質問を投げかける中也に、Aは先を急ぐ足を止め、急にくるっと回り、躰を向け、肩を震わせ乍語り始める。
「そりゃあ…楽しいってもんじゃないよ…私は、迷子になりそうで四年間もの間、アニメイトに訪れる事が出来なくて、本当に泣きそうだった」
「お、おう…？」
より一層顔を引き
「だから…だから、今日はアニメイトを堪能したいの！！！四年間の間の無念(？)を晴らすために！！！
具体的に云えばアニメイトは天国！！」
そう云い残して、Aは、急がないと！！と、走り去る。
厭、手前第二話の時点で通販で大量にグッズ買い漁ってたよな。と中也は心中思う←
「取り敢えず…行くしかねェよなァ…」
"アニメイト"と云う、未開拓の地に、少し怖さの様なモノを感じ乍、中也はAの進んで行った方向へと足を運んでいった。
＊・・＊・・＊
「はぁ〜…幸せだァ…」
「手前、通販毎日買い漁ってンのに、何でアニメイトにそんなこだわりを持つンだよ」
多種多様なグッズを手に持って、幸せそうな顔をするAに中也は問う。
Aは、口元を綻ばせ乍こう答えた。
「通販…ってのは所詮ネットだからねぇ…デマに引っ掛かるって事だってあるし、定価の何倍の値段を付けて売ってる奴等も少なくはないからね」
Aは手に持っていたグッズを籠に丁寧に入れ、中也の方に向かって云う。
「目で見て触って確かめた方が、安心感？…みたいなものが出るっていうか…」
こう、口では説明出来ないけど…、と付け足して云うA。
「…まぁ一番の理由は、新商品の入荷が早いって事かな」
と上機嫌に云う。
中也は唯、ふーん、と興味無さげに云った。
…それから買い物が終わっても、Aがアニメイトに張り付いて帰れなかったのは別の話。
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氷華(プロフ) - 自分のペースでゆっくり書いて欲しいです(*´ー｀*)これからも応援してます！！ (2019年2月25日 22時) (
レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレヰト - とても面白いので、ふっとネタが降りて来た時にでも書いてくれれば嬉しいです！別に、文がおかしくても構いません！間違えたら直せばいいんです！検討お願いします！ (2019年2月17日 19時) (レス) id: 9bf0bfde55 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 自分のペースでのんびりと書いてもらえればうれしいです。この作品の中好きだったので（半分ないよう覚えてないや。汗）とにかくこの作品、途中半端で終わらさずゆっくりでいいのでつづきお願いしますm(_ _)m (2019年2月11日 20時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 続きをｵｵｵｵｵｵｵｵｰｰｰｰｰｰｰ(///ω///)♪ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 14ed024632 (このIDを非表示/違反報告)
雨傘響音(プロフ) - あれ…中也さん、夢主誘った本来の目的は…？(；´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：お布団@自宅警備隊No.7 | 作成日時：2017年6月19日 19時
