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Noside
「っふ…ふふ…」
「何時まで笑ってンだよ」
「だ、だって真逆…そう来るとは…」
〇魂を全て見終わり、人もぽつぽつと残る映画館の中で、Aは腹を抱えて未だ笑っていた。
そんなAを呆れたように見下す中也。
「ほら、立て」
「お、お腹…いた、い…ふふっ…くっ」
Aの腕を引っ張り、何とか立たせようとする中也。然し、Aは笑ってばかりで、立とうともしない。
遂に痺れを切らしたのか、中也はAに
「もうアニメイト行かねェぞ」
「ごめんなさい中也様其れ丈は駄目です私寂しくて死んじゃいます←」
と云うと、本気で土下座してくる勢いで謝ってきたので、中也は少し引き気味でAを見た。
そして周りを見渡して
「(周りに誰も居ねェで良かったわ…)」
と、心底思ったらしい。(本人談)
「じゃあ次行くか!!勿論アニメイトだよ!!」
今日一番の、生き生きとした瞳で先に進んでいくA。
そんなAに中也は
「はぁ…」
と、思わず溜息が出る。
「む、何だい中也くん。溜息は幸せが逃げちゃうよ〜!…って、そう云えば膝掛け返さなきゃ」
「何時の間にそんなモン借りたンだよ」
「え、中也が代金払ってくれてる時」
「おい←」
ごめんって、と笑い乍云うA。
中也もつられて笑いが出る。
その時だった。
「わぁっ?!」
「っおい!」
Aが段差に気付かず、段差から踏み外した
その腕を咄嗟に中也が掴み、自分の方へ引き寄せる。
「手前、大丈夫か!?」
「あはは〜…ありがと中也。私、結構ドジなんだよね〜…こういう事良くあるからもう慣れちゃったよ」
最高記録で一日に二十三回、何も無い所で転けたよ…と、ヘラヘラ笑い乍、Aは答える。
「もうそれはドジの域を超えて天才だろ…」
「さて!お楽しみのアニメイトへ行こうでは無いか!!!」
「スルーかよ傷付くな←」
「都合の悪い事は無視する事が一番!!」
「良し、矢っ張りアニメイトは止めンぞ」
「ごめんなさい」
ーーーー
いやぁ〜…何故何時も小説作ると計画していたものより長くなるんだろう…疑問じゃ
そして容量がそろそろ…((
赤月様、リクエスト、ありがとうございました!!
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氷華(プロフ) - 自分のペースでゆっくり書いて欲しいです(*´ー`*)これからも応援してます!! (2019年2月25日 22時) (レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレヰト - とても面白いので、ふっとネタが降りて来た時にでも書いてくれれば嬉しいです!別に、文がおかしくても構いません!間違えたら直せばいいんです!検討お願いします! (2019年2月17日 19時) (レス) id: 9bf0bfde55 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 自分のペースでのんびりと書いてもらえればうれしいです。この作品の中好きだったので(半分ないよう覚えてないや。汗)とにかくこの作品、途中半端で終わらさずゆっくりでいいのでつづきお願いしますm(_ _)m (2019年2月11日 20時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 続きをオオオオオオオオーーーーーーー(///ω///)♪ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 14ed024632 (このIDを非表示/違反報告)
雨傘響音(プロフ) - あれ…中也さん、夢主誘った本来の目的は…?(;´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お布団@自宅警備隊No.7 | 作成日時:2017年6月19日 19時