二次元しか愛せない系少女、幸福 ページ13
Aside
私は甘味処で一杯した後
江戸川さんの推理通り、本屋へ限定版の雑誌を受け取りに向かった。
その序に、ネットで注文しようとしていたアンソロジーを十冊ほど買った。
嗚呼、早く家に帰ってアンソロジーを読みたい、と
荷物の重さを忘れる程に自然と早足で歩いていた。
家のマンションへ着くと
直ぐ様エレベーターの釦を押し、
エレベーター前で扉が開くのを待つ。
扉が中々開かなくて苛々していると、
携帯に少しの振動と通知音が鳴り響いた。
気になって確認すると、どうやらパソコンの方に電子手紙が届いたそうだ。
誰なんだろうか。探偵社?
そんな事を考えていると、直ぐに
エレベーターを待つ時間が過ぎた。
*・・*・・*
「只今ぁ〜…」
誰も居ない部屋へ気の抜けた挨拶をする。
あ、なんか悲しくなってきた←
「はっ!アンソロジー!!」
はっとアンソロジーの事を思い出し、
荷物を部屋へ持って行ってリビングへ放り投げる。
丁重に袋に収納してある本を全て自室へ持って行って本を包んでいる袋を破り、
一つ一つ隅々まで目を通していく。
はぁ…嫁が恰好よすぎ&可愛すぎて辛い。
一冊四十分という時間を費やし乍
一話一話丁寧に覚えていった。
此れも可愛い!や恰好いい!(以下略)と顔を紅潮させ乍、じっくり読んでいた。
アンソロジーとはいえ、もう胸の奥がキュンキュンする。
…矢っ張り二次元は最高だわ。
雑誌も一時間かけて読み終わり、
付録もうっとりする程格好良かった。
はぁ…生きてて良かった…
幸せな溜息が漏れる。
約七時間ほどで読み終わった。
別に嫁の為なら時間なんて惜しまない(
フワフワと幸せに入り浸っていると、
思い出した。
直ぐに起動し、
探偵社から電子手紙が来ていた。
今は午後九時前。
今から返信しても迷惑だろう、と思い
明日返信することにした。
さぁて、寝るかな…でも夜飯食べてからにしようかな…
、
ん?一寸待て、
私帰ってきてからどうしたっけ。
あの大量の食料(と日用品)
『_はっとアンソロジーの事を思い出し、
荷物を部屋へ持って行ってリビングへ放り投げる。』
あっ(察し←)
帰ってきたのは午後三時頃。
現在の時間は十時三十一分。
…生肉…
私は全力でリビングへ行き、
七時間程放置されていた食料を冷蔵庫へ詰め込む。
…冷房が付いていて良かった…←
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氷華(プロフ) - 自分のペースでゆっくり書いて欲しいです(*´ー`*)これからも応援してます!! (2019年2月25日 22時) (レス) id: ed00fd4798 (このIDを非表示/違反報告)
チョコレヰト - とても面白いので、ふっとネタが降りて来た時にでも書いてくれれば嬉しいです!別に、文がおかしくても構いません!間違えたら直せばいいんです!検討お願いします! (2019年2月17日 19時) (レス) id: 9bf0bfde55 (このIDを非表示/違反報告)
雨咲 水葉(プロフ) - 自分のペースでのんびりと書いてもらえればうれしいです。この作品の中好きだったので(半分ないよう覚えてないや。汗)とにかくこの作品、途中半端で終わらさずゆっくりでいいのでつづきお願いしますm(_ _)m (2019年2月11日 20時) (レス) id: c9fa56c96c (このIDを非表示/違反報告)
怜奈(プロフ) - 続きをオオオオオオオオーーーーーーー(///ω///)♪ (2018年5月6日 21時) (レス) id: 14ed024632 (このIDを非表示/違反報告)
雨傘響音(プロフ) - あれ…中也さん、夢主誘った本来の目的は…?(;´・ω・) (2018年4月7日 14時) (レス) id: f78f4d1bf8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:お布団@自宅警備隊No.7 | 作成日時:2017年6月19日 19時