雨の生き様 【煉獄杏寿郎】

柱合会議 ページ5

柱とは鬼殺隊の中で最も位の高い剣士

柱より下の階級の者たちは恐ろしい速さで殺されてゆくが彼らは違う

鬼殺を支えているのは柱達だった



「ここは鬼殺隊の本部です、あなたは今から裁判を受けるのですよ。竈門炭治郎君」

「裁判の必要は無いだろう！
鬼を庇うなど明らかな隊立違反！我らのみで対処可能！鬼諸共斬首する」


炎柱・煉獄杏寿郎


「ならば俺が派手に首を斬ってやりう、誰よりも派手な血飛沫見せてやるぜ、もう派手派手だ」


音柱・宇髄天元


「(えぇ…こん可愛い子を殺してしまうなんて胸が痛むわ、苦しいわ)」


恋柱・甘露寺密璃


「あぁ…なんというみすぼらしい子供だ可哀想に…
生まれてきたこと自体が可哀想だ」


岩柱・悲鳴嶼行冥


「(なんだっけあの雲の形なんて言うんだっけ)」


霞柱・時透無一郎


『鬼を連れているなんて…』


雨柱・雨宮A


こいつが、鬼を連れた少年

額の傷と耳飾り


その耳飾りには見覚えが合った


『おまえっ』


「そんなことより富岡はどうするのかね
拘束もしてない様に俺は頭痛がしてくるんだが胡蝶めの話によると隊律違反は富岡も同じだろう

どう処分する？どう責任を取らせる、どんな目に遭わせてやろうか」


蛇柱・伊黒小芭内



「…」


水柱・富岡義勇


「まぁいいじゃないですか大人しく着いてきてくれましたし処罰は後で考えましょう」


蟲柱・胡蝶しのぶ



「っ…ゲボ！ゴホ！」

「水を飲んだ方がいいですね、顎を痛めてますからゆっくり飲んで、話してください」



胡蝶は持っていた鎮痛薬入の水を炭治郎に飲ませる


「…俺の妹は鬼になりました、だけど人を喰ったことは無いんです

今までもこれからも…人を傷つけることは絶対にしません」



あぁ




『哀れだ』

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