雨の生き様 【煉獄杏寿郎】

柱合会議 ページ4

「こんにちはAさん、息災ですか？」

『…胡蝶』

「御元気そうでなによりです」


本日晴天なり。半年に一度の柱合会議に参列する為産屋敷家に向かう途中蟲柱である胡蝶しのぶに遭遇した

分かりやすく嫌な顔をしたのがバレたのか胡蝶は手に口を当てクスクスと静かに笑う


「今日は天気がいいですね、お散歩日和です」

『…眠い』


「あら、寝不足ですか？お肌に悪いですよ」

『男の俺が気にしてどうする』

「女の子みたいにお肌が白くて羨ましいです」

『…意味がわからん』

「男性にしては小柄な体型も可愛らしいですよ」

『…はぁ』



他愛もない話

他愛もない会議

いつもと変わらない面々



それで終わるはずだった



「あれが鬼を連れた少年です」


目線を向けると腕を縛られ体に傷を作り倒れ込んでいる少年、その周りには他の柱が揃っていた


あの目障りな熱い男も

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