爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ8)

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最後ページ8

「渾身
それが最後の一振だねオールマイト」

フワッとオールフォーワンは宙に浮くと腕がバキバキと大きくなる

その時

そこに横から炎が殴りそれを一振で返す

炎の正体は駆けつけたエンデヴァーから放たれたものだった

「なんだ貴様。その姿は何だオールマイト！！」

誰よりも努力をし不器用ながらNo.2まで登り詰めNo.1の背中を見続けた男の怒り

「なんだその情けない背中は！！」

他の駆けつけたヒーロー達は倒れ込んでいるベストジーニストや救助者の避難を進める

「君大丈夫かい！？」

『…オールマイト』

Aはオールマイトの名前を何度も呼ぶ

「あの邪悪な輩を止めてくれオールマイト！
皆あなたの勝利を願っている」

そう、消してここでオールフォーワンへの復讐を”私”が果たしたところで死柄木と言う存在は大きい

だから

『あなたが…勝たないといけないんだオールマイト』

痛む体にムチをうち膝に手を当てながら立ち上がる

『どんな姿でも…あなたは皆のNo.1ヒーローなんだから…！』

みんな

あなたの勝利を願っている

「煩わしい」

確実に殺すために

最高最適の個性たちで

「君を殴る」