爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ42)

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編め必殺技ページ42

「ふへぇぇ…毎日大変だぁ…」

「圧縮訓練の名は伊達じゃないね」

「あと一週間もないですわ」

「Aはどう？サポートアイテム慣れそう？」

『うーん…頭痛がするから毎日薬飲んでる』

そりゃそうだ、言わば毎秒脳みそフル回転しているわけであって慣れるまでに時間を要いる

「梅雨ちゃんは？」

「私はよりカエルらしい技が完成しつつあるわ、きっと透ちゃんもびっくりよ」

「お茶子ちゃんは？」

「…」

『お茶子？』

「うひゃん！！」

ボーッとしているお茶子に隣に座っていた梅雨ちゃんがツンッと腕を触る

「お疲れのようね」

「いないやいや！！疲れてなんか居られへん！まだまだこっから…のはずなんだけど…何だろうね

最近ムダに心がザワつくんが多くてねぇ…」

「恋だ」

「ギョッ」

分かりやすく顔が赤くなるお茶子はアワアワとしながら言い訳をする

「緑谷か、飯田！？一緒にいること多いよねぇ！」

「チャウワ！チャウワ！」

『浮いた…』

恋か…そんなものしたことない

「でもAと爆豪も仲良いよね！？も・し・か・し・て」

『ないから』

実の兄だぞ

あの暴君でうるさい男だぞ

『まじでない』

「そ、そうですか」

『…』

そうだ、まだ皆に秘密にしてること沢山…

「無理に詮索するのは良くないわ」

「ええ、それより明日も早いですし、もうオヤスミしましょう」

「えぇー！やだー！もっと聞きたい！何でも無い話でも強引に恋愛に結びつけたいー！！」

『…(あ、デクだ)』

外を見るとデクはシュートスタイルの練習をしていた。ノートを開きながらブツブツと一人で個人練をしている

『…』

今は、恋愛なんて…