爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ39)

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編め必殺技ページ39

「うわぁ…秘密基地みたいだ」

『皆もコス改良？』

脱がされそうなるのをようやく逃れAはデク達にここに来た理由を聞く

「うん、僕は腕の人体への負担を軽減できないかなって…そういうのって可能ですか？」

「ああ、緑谷くんは拳や指で戦うスタイルだったね。そういう事ならちょっといじればすぐにでも可能だよ」

パワーローダ先生は自分の経験値を生かし少し悩んだが答えは簡単に見つかる
しかしそれで終わらせないのが発目であった。

ひたっとデクの身体にまとわりつく手

「はいはい、成程」

「発目さん…何を？」

「フフフ、体に触れているのですよ見た目よりがっしりしてますね。良いでしょう、そんなあなたには

取っておきのベイビー！！パワードスーツ！！」

『アイアン〇ンみたい』

身体中に付けられたパワードスーツに混乱するデク

「僕、腕のサポートだけでいいんだけど…」

すると急にピピッとスイッチがはいり勝手に動き出すスーツ

「あれ、待って。とまな…いだっいだだだ！！？」

「どうやら可動域のプログラミングをミスったようです」

「脚部の冷却器を強化して頂きたいのてますが…」

飯田がコソッと発目に聞こえないようにパワーローダー先生に提案をしているのをもちろん見逃さない発目は新しく腕に装着するタイプの機械を持ってきた

「そういう事ならこのベイビー！発熱を極限までに抑えたスーパークーラー電動ブースターです！！」

『足じゃなくて…腕』

「ブースターオン」

「飯田くん！！」

飯田は腕からでは噴射により天井に頭を打つ

「俺の個性は脚なんだが！？」

「フフフ知ってます。でもですねぇ、私思うんですよ
脚を冷やしたいなら腕で走ればいいじゃないですか！」

「何を言っとるんだ君はもう！！」

『！』

逆説

あれ

「いい加減にするんだよ」

「暴力」

「(あ、何か…おぉ！？)」

不意に周りを見渡せば沢山のガラクタ

いや、沢山のサポートアイテムの山

「常識とは18歳までに身につけた偏見である

彼女は失敗を恐れずに常に発想し思考しているさ
イノベーションを起こす人間ってのは既成概念に囚われない」

『…発目さん。ちょっとお願いがあるんだけど』