爆豪勝己の双子の妹は無個性だった話Part5 (ページ32)

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番外編 HappyValentine ページ32

「うお」

『ん～』

「今年は率先して作ってる！！？」

『率先て…』

去年は女子にはんば強制的にキッチンに連れ込まれチョコを作っていたが今年は自分から行動に移してみようと思った

「うわ～美味しそう！私も一緒に作っていい？」

お茶子がエプロン姿になりながらキッチンに入ってくる、そこ回答はもちろんOK

『これは生チョコでこっちがタルト』

「クオリティ！！でも今年はどうしたの？？いつもは面倒くさがるのに…」

『…まぁ、日頃の感謝とか…とか、とか』

「ふふ！そっか！なら頑張って作らんとね！」

『ん…がんばる』

「…それにしてもそっちの真っ赤なのは一体…」

『今年は口から火を吹かしてやる』

「おぉ…悪い顔」

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「ハッピーバレンタイン！！」

『お返し期待してる』

「おぉ！チョコレートパーティー！？」

「女子からチョコ…チョコかけ…」

「うるさいわ峰田ちゃん」

「お紅茶を用意しますね！」

テーブルに用意されたたくさんのチョコレートのお菓子

「これ全部作ったの？」

「すげぇな」

「うむ！虫歯には気をつけなければな！」

「…」

そして「うげぇ」と声を出す爆豪

「甘ったる…」

「でもうめぇぞ！！」

「爆豪も食ってみろって！」

「1口食ったわ…もういらねぇ」

流石にAが作ったものもある為食べないという選択肢は内容だ

部屋に帰ろうとする爆豪を後ろからAは声かける

『ん…』

「あ？…これ」

『勝己ように…作ったから』

「…」

『わ！？ちょっ』

爆豪は両手でAの頭をこれでもかとワシャワシャ撫で回す

ようやく離されたAの頭はぐちゃぐちゃになっていた

「…あんがとよ」

『うん』

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「うま」

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「なぁ。俺には無いのか？爆豪にはあるのに俺には無いのか？？なぁ…」

『蕎麦』

「おお！」

「轟くん…」

「それでいいのかい君は！？」

幸せな甘い時間を

HappyValentine

更新できてなくて大変申し訳ありません。
今連載しております鬼滅の刃が終わり次第更新再開致します。

話の内容はまとまりに入りますのでどうぞよろしくお願いします