欠片5〜アベンジャーズ 〜

優しい彼 ページ28

叫んだ後

ガチャ………

扉が開けば


キャプ「馬鹿野郎とは口が悪いぞ？」

(キャプテン！？どうしてここに？！)

この下はトレーニングルームだと言われ

(そうだったね。)

キャプ「スッキリしたか？」

(うん。私大人にならなきゃ！皆んなみたいに、もっと信じれるように)

キャプ「ゆっくりでいい。急ぐ事はない、不安があればクリントにぶつければいいさ。」

(ありがとう。キャプテンはいつも優しいね。)

キャプ「そうか？そんな事はない。」

その言葉が何より嬉しくて
キャプテンとはバッキーの事があってから
絆が強くなった気がした

(凄く優しいよ。)

キャプ「俺はAの味方だ。」

(そうなの？)

キャプ「あの日、バッキーと俺の味方になってくれて凄く嬉しかった。」

(あんなボロボロで着いてってごめんね。)

キャプ「いや、来てくれただけでも嬉しかった、バッキーも君がいて嬉しそうだったぞ。」

(バッキーはさ、本当は強くて優しい人だよ。もっと早く見つけてあげられてたら良かったね。)

キャプテンはそっとAの手を握り
Aもにぎりかえす

キャプ「もし未来で会えたらいいな。」

(私も会いたいよ。)

キャプ「そうだな、何とかできるなら。」

(キャプテンには逃亡中、沢山助けられたから恩返ししなきゃ。)

キャプ「ははは！恩返しか、ずっと君の笑顔が見れるならそれでいい。」

愛の告白みたいだ


(いつでも笑ってあげるよ！お安い御用だよ！)

キャプ「そうか。それは嬉しいな。」

優しい瞳でAを見るキャプテン


キャプ「さて、寝ないとダメだぞ？ここは危ないから気をつけろ。」

(わかった！)

部屋に戻り眠るクリントの横に入る

寝顔にキスをして

(おやすみ。クリント………)


色々思う事はあるけど
聞かない方がいい事もある。

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