検索窓
今日:10 hit、昨日:40 hit、合計:94,530 hit

謝罪 ページ45

夜になれば
公園まで走り体力をつける
当たり前だが夜は人があまりいない。

木の陰にあるベンチに座れば夜空を見上げ

瞳からは涙が溢れていた
寂しくて寂しくて
この世から消えてしまいたかった。


男「泣いてんの?」

急いで涙を拭けば

(泥棒男!)

宝石を盗んだ奴が現れ

男「………悪かった、これ返すよ。」

(やけに素直じゃない。)

そこに現れた女

女「私が説教したのよ。」

女の指には赤い光がまとわりついていた。

(2人は能力者?)

ワン「そうよ。私はワンダ、こっちは双子のピエトロよ、よろしくね。」

ワンダと握手し

(Aよ。よろしく、この街の人?)

2人はたまに施設を抜け出して
この街に遊びに来ているらしい
それも週1度だけ

Aは自分も施設にいた事を話せば

ピエ「施設からはでれたのか?」

(助けてもらったのよ。悪いことさせられてたから。)

ワン「私達も悪いことをしてるって事わかってるの」

ピエ「………逃げたらやられる」

(そこは沢山人がいるの?)

ワン「人はたくさん居るわけではないわ」

(隙があるなら逃げる事もできるじゃない。1人じゃないんだから。)

ワン「そうよね。」

(でも無理はしないでね。)

ピエトロは
ワンダと話すAの顔が綺麗で見とれてしまう。

ワン「もう時間だわ」

慌てて帰ろうとするがAに向き直り

ピエ「本当にすまなかった。」

(もういいよ。)

Aは手の平から靴の型をしたダイヤを出し

ピエ「凄いな………」

(あげる、仲直りね。ワンダは………)

ルビーの花の形を出し渡す

ワン「ありがとう!大切にするわ!」

(この事は内緒よ?)

ワン「わかったわ!」

ピエ「あぁ約束する。」

来週のこの時間にここに来るからと
抱き合い2人とはその日別れた。

あれから何度か会って仲良くなり。

お互いの能力を見せ合ったりして
お菓子を食べたり話したり
凄く楽しい時間だった。

少し寂しさが和らいでいったのだ。


ワン「もう、行かなきゃ。」

ピエ「時間はあっという間だな。」

(そうね。)

2人と抱き合い

ワン「また、来週ね」

ピエ「必ずだからな」

(うん、またね!)


それ以降、どんなに待っても2人は現れなかった。

自分が逃げれるなんて言ったから
もしかしたら2人は………

最悪な事が頭をよぎる。

言わなきゃよかったと後悔した。

転機→←最悪な出会い



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (43 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
90人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ナナミ(プロフ) - スイカさん» まだまだこれからですよ!(*´ω`*)更新がんばります!コメントありがとうございます! (2019年6月21日 19時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
スイカ(プロフ) - まさかこんな事になるなんて( ; ; )更新頑張ってください! (2019年6月21日 19時) (レス) id: 575ffa8c3a (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - アルトさん» コメントありがとうございます!励みになりますー!┏○ペコ (2019年6月19日 20時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)
アルト - いつも楽しみにしています!更新頑張って下さいo(`・ω・´)o (2019年6月19日 17時) (レス) id: 199302a2c7 (このIDを非表示/違反報告)
ナナミ(プロフ) - ミルクティーsサイズさん» コメントありがとうございます!励みになります。落ちはですねー。スタークさんではないんですよぉ。ごめんなさい(;д;) (2019年6月18日 19時) (レス) id: 162c0f6f4e (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ナナミ | 作成日時:2019年6月15日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。