欠片2〜アベンジャーズ 〜

新しい生活2 ページ38

クリントside

ジェットを飛ばしていた
もちろんステルス機能を使って

クリ(………)

ある場所に着陸しそして外に出て行く




Aside

いつもの道をただ無心に走る
心の穴を埋めるように

(はぁ、はぁ、はぁ、………)

体力は力があった時となんらかわらない
ひたすら走り湖のベンチで休憩する
１人の時間、月の光に照らされた湖を見つめ


(………っ)

寂しかった

皆んなに会えないのが苦しくて寂しくて辛いなんて
そんな時は、ここに来て泣いていた


(会いたい………会いたいよぉ)

ただ涙が枯れるまで泣いた
時間が許される限り泣いた




その彼女の側で姿を現さずに、
じっと気配を消していたのはクリントだった。

Aは気づかない。

ただ静寂の中で泣き声だけが響いていた。



クリントside

Aの泣き声に側に行って抱きしめてやりたくなる。でもそれはできない。


クリ「A………」

Aがいなくなってこれほど寂しい物はないと
思い知らされた。

クリントは夢にまで出てくる始末

夢のAは手を差し伸べて
笑顔で自分に語りかけてくるのだ



クリントも寂しいのだ。









沢山泣いたAは

(………がんばらなきゃ)

戻るとこなどもうないのだから
涙を拭いて湖を背に歩き出した



その後ろ姿をクリントは見つめ
家に入るまで気配を消しついて行く

家に入る時、だれか居るような気がして
振り返ってあたりを見回すが
暗くて姿を確認する事はできなかった。



そして家に入っていった。
それを確認すれば
クリントはジェットに乗り込み帰っていった

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