欠片2〜アベンジャーズ 〜

悲劇 ページ22

その日、アベンジャーズ は
闇組織を壊滅させる戦闘に出ていた

皆んな必死に戦っていたが

こちらのメンバーは押されぎみ


Aは石を出し
訓練してもらった戦い方で敵を倒していく。


(なんで、こんな次から次に！)

フィル「頑張ってくれ」


無線から応援をするコールソン



Aが走りながら

倒していけば

遠目にクリントが敵に囲まれていた

素早く走りクリントの後ろに回り

クリ「やるじゃねーか」

(鍛えてもらったからね！)

クリントの弓とAの石が混じり合い
敵は倒れていく



その時だった




ゴゴゴッ………

地響きが鳴り響く




(なっ、何？！)

クリ「揺れてるぞ！？」

ナタ「皆んな気をつけて！！」

スタ「なんだ？揺れてるな」

キャプ「地震なんてかまってられないぞ！」

クリ「わかって………っ？！」

(地面がっ………)


2人は宙に浮いて落下する




クリントとAは穴に落ち
クリントは小さな足場にわずかながら立っている
その下はマグマが流れ

Aはクリントに手を捕まれているが
ぶら下がってる状態だ


このままだと２人とも落ちてしまう。

(離して………)

クリ「何いってやがる。」

クリントの足場が少しずつ崩れはじめる

クリ「だれか、救援を頼む！」

ナタ「何処にいるの？！」

スタ「少し待ってくれ、今忙しい」

キャプ「どうした？！」


クリ「早くしてくれ！Aが！」

(バートン………)

クリ「なんだっ………」

(皆んなに会えて幸せだった。)

ナタ「A？！」

クリ「んな事言うな、いま助けがくる」

(バートンまで死なせたくない)


Aが手を解こうとし

クリ「やめてくれ」

(………)

手が離れAは下に落下していく

Aの口元だけが動いていた。

クリ「A！！！」


最期に見たクリントの顔は酷く悲しそうだった。

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