覇気が無い騎士(伊織side) ページ7
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バトルが終わった
ミトラの圧勝の様に伊織には見えた
何故なら、ヨクに風魔神が出なかったからだ
例え十二神皇が居なくとも
彼にはそれがあり
黄色のマジックを使うミトラに対しては
かなり有効なカードだ
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しかし、風魔神は出なかった
まるでカードが解っていた様に
見捨てたかの様に
そして彼にも……
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(覇気が無い……
勢いだけでバトルしてるみたい)
気持ちだけが焦ってる
感情と精神が追い付かず
ガタがアシアシだ
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「ねぇ…大丈夫……?」
ヨ「!お前は…!」
「覚えててくれてたんだ、良かった(ニコ
ヨク、無理しなくて良いんだよ?
焦らなくても、貴方らしいプレイをすれば良い
そうしないと…"カードは応えてくれない"よ?」
ヨ「‼」
勿論、伊織はバトスピをやった事は無かった
けれど…何となくだが解る
きっとかつての運命神の三姉妹も
そんな事を思ったのだろうか
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ミ「坊やのゲイルフェニックス、
本当はバトルで負けても勝っても
あげるつもりだったけど__気が変わったわ
今の坊やじゃ無理ね、相応しくないわ」
ヨ「なっ!ふざけるな‼
ゲイルフェニックスは俺が
生まれた時から持っていたカードだ!」
激昂するヨクに対し、ミトラは
真面目な顔をする
ポケットから出したゲイルフェニックスを
一度見ると
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ミ「カードは人を選ぶ…
ゲイルフェニックスが坊やを選んだ様にね
アタシ達カードバトラーにカードを選ぶ資格は無い
今、坊やがゲイルフェニックスを使っても
カードが可哀想よ」
ヨ「___、」
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辛辣な言葉
緑の勇者はそれに言葉を失う
最もだからだ
反論さえ出来ない
ミトラはカードを仕舞うと
背を向け、
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ミ「そう言えば坊やにはまだ名乗ってなかったわよね
アタシはミトラ・ブルンヴァルト
強くなってリベンジしたい時は
十二神皇の巫女にアタシの名前を言いなさい?
知っている筈よ」
「…?」
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ウィンクするとミトラは去って行った
伊織はふと、暗黒バトラーの本拠地へ視線を移す
そして思った
あっちの勇者達は大丈夫なのかな、と
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青山桃子(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか(^^)頑張って下さい! (2016年10月27日 17時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» 此方こそ宜しくお願いします!ちょっと夢主同士のバトルを書いてみたくて……((彼方なら世界の法則だなんだ言う事が出来ますしね(笑)久し振りに彼方書くので口調変わらないようにしっくはっくしてますよ(苦笑 (2016年10月26日 21時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - そしてまさか彼方ちゃんが出てくる何て驚きました!! (2016年10月26日 21時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - アプリでログインしました!改めてよろしくです(*^^*) (2016年10月26日 21時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子 - 黒神白堊さん» ですね(*^_^*) (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8c7214e800 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:黒神白堊 | 作成日時:2016年7月13日 18時