灰色の化物は他世界を歩む【バトスピ】part2

進み進んで…… ページ47

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ソウルスポットの試練を
以外にも順調に進んで行き残りの試練は後1つ

これまでに駿太､ヨク､メイ達の十二神皇の
力で試練を突破してきたが今回は何になるのやら




正直、｢仏の顔も三度まで｣

そろそろ同じ台詞は飽きてきそうだ





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駿｢まぁたー？｣


ヨ｢ここまで来ると飽々するな…;｣


メ｢まぁまぁヨク兄ちゃんも
　駿太兄ちゃんも頑張ろ?｣


ク｢(正直俺も無理だわ)｣





再び試練を繰り出す石像を前に
駿太もヨクもウンザリである

まぁこうなると石像に何を求めているんだか
となってしまうのだが





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｢さぁ試練を言うんだな、石像｣





同じ台詞を聴くのを想定とし
あえて話し掛けた


すると……






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??『おっ､もう此所まで来たんだ〜
　流石主人公達だね〜それじゃ僕もっと！(ﾎﾞﾌﾝｯ!』


約全員『!?』




いきなり石像が今までとは違う声を上げ
煙の爆発が1つ起きた

其所には紺色ががった黒髪を結び
ボーイッシュな格好をしている……






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｢人間!?｣


彼｢ハロハロ〜♪僕は神崎彼方！
　君の言うとおり人間さ

　まっ！今は君達に試練を与える側だけどね〜♪｣






ニマニマと笑い
掴み所の無い陽気な少女が現れた

否、正確には変身したと言うのが正しいか



兎に角、まさかの人間登場で
正直皆驚いて声がでない






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彼｢驚いた？だって機械みたいな石像は
　つまらないと思ってさ〜

　アイビスに頼んで正解だったねうん♪｣


駿｢いやいやいや!
　まず何でこんな所に人が居るんだよ！｣


ヨ｢まさか、お前も俺達と同じ勇者なのか?｣




彼｢勇者？あはは、まさか〜
　僕達はもう"自分達の世界の事"には決着つけたよ

　そして僕は君達の世界の事は手伝えないんだよね〜
　此所にはもう"イレギュラー"が居るからさ
　こうやって神様に頼まれて試練的な事は出来るけどね｣








｢カゲプロキャラが居るとはビックリだけど｣と
意味の解らない事を言いながら
彼女は自分でうんうんと頷いて自己解決する



全く持って意味が解らない
何なんだ、この少女は

まるで世界の全てを…成り立ち方を
知っていますと言うような口調…







｢お前は一体……｣


彼｢(ﾆﾔそれは教えられないかなぁ♪
　さてと、君に試練さ小桜奈瑞菜

　…僕とバトルして見事勝ってみせてよ?
　そうしたら君達に子の十二神皇をあげるからさ〜?｣





そう言って得意気に彼女は笑った

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異常者と言う名のイレギュラー→←ボロボロの鼠

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