勘違い(伊織side) ページ5
.
あの城から無事脱出し十数分
先程まで走っていたが
ある程度距離が離れるとゆっくり歩いていた
追っ手が来ないのを見ると
自分達は上手く巻けたのかもしれない
それともあの灰色の化け物一行が
本拠地へと着き、それの相手を……
.
｢…大丈夫かな………｣
不安の言葉を呟いていると
.
.
??｢貴女、今は自分の心配をしたら？｣
伊織を助けてくれた
濁った黄色髪の女性が溜め息をつく様に言う
まるでやれやれ、と言っている様に見えた
.
｢あの……助けてくれて有り難うございます！
私は定 伊織と言います｣
ミ｢アタシはミトラ・ブルンヴァルト
賞金首ハンターよ、運命神の半神ちゃん｣
｢！あ…もしかして聞いてたんですか…;;｣
苦笑いの笑みが溢れた
まさか聞かれていたとは…
.
.
ミ｢違うわよ、だってアタシも……
??｢おい!俺のゲイルフェニックスを返せ‼｣
もう何よ‼人のセリフを……って貴方…｣
自分達以外、周りに誰も居なかった広野に
一人の少年が現れた
綺麗な黄色の髪､首にはマフラーを巻き
幼いながらも騎士の振る舞いを漂わせる
少年………
.
(ヨク!?何で此所に!)
ヨク・アルバトロサ
伊織と同じく異世界から来た人間
そして酉の十二神皇に選ばれし勇者
その少年が目の前に急に現れたのだ
.
ヨ｢俺の名はヨク・アルバトロサ
ゲイルフェニックスは俺のカードだ
返してもらう!(ﾊﾞｯ!!｣
ミトラを睨み付けながらデッキを突き出した
それに対し､賞金首ハンターの彼女は
ハァ、と溜め息を吐き
ボソリと呟く
.
.
ミ｢(ﾎﾞｿｯ、勘違いされてないかしら
本当は普通に渡すつもりだったのに……｣
(え…勘違い…?それじゃ…)
.
伊織はこのミトラを悪い人とは思っていない
人の過去を見てしまえば
それは一目瞭然なのだが
それを使わずとも何故か解る
彼女はヨクのカード、
ゲイルフェニックスを何かしらの理由で
持っているのだろう
そして普通に返すつもりだった
しかし、ヨクは…
｢よ､ヨク!その人は＿＿ミ｢良いわ
良い女は狙われ、追われてナンボだもの!
お姉さんが相手をしてあげるわ、坊や｣!?｣
思わず頭に疑問を作った
しかし、伊織がポカンとしてる間に
バトルは始まってしまったのである
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 3人がお気に入り
お気に入り作者に追加
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
この作品を含むプレイリスト 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青山桃子(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか(^^)頑張って下さい! (2016年10月27日 17時) (
レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» 此方こそ宜しくお願いします！ちょっと夢主同士のバトルを書いてみたくて……((彼方なら世界の法則だなんだ言う事が出来ますしね(笑)久し振りに彼方書くので口調変わらないようにしっくはっくしてますよ(苦笑 (2016年10月26日 21時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - そしてまさか彼方ちゃんが出てくる何て驚きました!! (2016年10月26日 21時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - アプリでログインしました！改めてよろしくです(*^^*) (2016年10月26日 21時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子 - 黒神白堊さん» ですね(*^_^*) (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8c7214e800 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：黒神白堊 | 作成日時：2016年7月13日 18時
