灰色の化物は他世界を歩む【バトスピ】part2

ブルンヴァルト教会 ページ24

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駿太が寅の十二神皇を使い
めでたく午の十二神皇を取り戻した

現在､奈瑞菜達一行はヨクの
十二神皇を取り戻す為にブルンヴァルト教会の
入口に立っている






エ｢何方かいらっしゃいませんか?｣






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＿ガチャ……




ドアをノックしエトが言うと
まるで警戒でもしている様にその扉は開いた

その扉から覗く様に現れたのは…







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??｢お兄さんお姉さん誰?
　またシスターを困らせに来たの?｣

??｢それとも…神様にごめんなさいしに来た人…?｣




メイよりも少し小さい位の幼い少女と少年
顔つきが同じと言う事は双子なのだろうか

兎に角、警戒されているのは困ったものである







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??｢エヴァ､アダム､お通しして大丈夫ですよ｣


??｢悪い子達じゃ無いものねぇ｣







透き通る様な声が聴こえると扉は開き中へ入る

其所には同じ濁った山吹色をした女二人

片方はシスターと解る様な服装で
片方は肌の露出が多い服装で正反対に見えた




ヨクは片方の女を見るなり睨み付け
エトは奈瑞菜達より前へ出ると1つ礼をし







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エ｢初めまして､私の名はエト
　十二神皇の巫女です｣


カ｢貴女がエトシンモリの巫女ですね
　私はカルデア・ブルンヴァルト、この教会のシスターです｣


ミ｢アタシはその妹のミトラ・ブルンヴァルトよ
　シスターじゃあ無いけどね｣





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ブルンヴァルト……
彼女達はブリュンヒルデの末裔に当たる

どことなく人間と離れた雰囲気があるのはそのせいだ




各々が自己紹介するとヨクはミトラの側に寄り
デッキを突きだした

それに対し､ミトラは面白そうに口を歪ませ笑い
フフッと色っぽい声を溢す






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｢ミトラと言ったか､そう言えば…お前が
ヨクの十二神皇を持ってるんだな?｣


ミ｢えぇ､ほらちゃーんと此所にあるわよ?｣







ちらりと見せ付ける様にミトラは
ヨクのゲイルフェニックスを取り出した

それを見てヨクは更に睨み付け
軽く怖い顔に見えて仕方ない








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ヨ｢今度こそ返して貰うぞ｣


ミ｢(ｸｽ､見合う男になったみたいね?
　良いわ､見せて貰おうじゃないの坊や?｣



カ｢バトルなら外でお願いしますよ､ミトラ｣








｢解ってるわよカルデア｣と彼女は応えると
ヨクと共に外へ出た

勿論、カードバトラーとして気になるところなので
自分やクロハ､駿太達も外へ出る



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バトルでも見ながら→←大変だなぁ……(伊織side)

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