再び、吸い寄せられる様に(続) ページ11
.
「浅はかな期待だったんでしょう…
創造の神はすがったのですね」
子供達を寝かしつけ、カルデアは
読み聞かせた本を見ながら呟いた
この教会にある本は全て
初代教会のシスターをしていた者が書いたものだ
つまりは先祖が書いた事になる
その内容に、"嘘は書かれていない"
「邪神皇の復活が近付き…十二神皇は現れ
勇者達は集い…運命神の一人だった
ウルズの子も現れた……」
まさに書かれている事とその通りとなっている
今のカルデアにはこの本が
予言書にも見えた
.
_ガチャ、
??「帰ったわよー、カルデア」
「子供達が寝ているので
静かにしてもらえませんか、ミトラ」
教会のドアが開き、現れたのは自分と同じ
濁った山吹色の髪を持つ女
双子の妹である
ミトラ・ブルンヴァルトだ
妹は「帰って来たんだから
お帰りなさいの1つや2つ言ったらどう?」と
文句を溢した
.
「何処まで行ってたんですか
今日はどんな罪人を捕まえに?」
ミ「ちょっと暗黒バトラーを見つけてバトルして
カード取り上げて本拠地行って
運命神の半神ちゃん助けたくらいかしら」
最近妹のちょっとはおかしい←
言葉が続かなくなっていると
ミトラは1枚のカードを出した
黄色使いの妹が使う事の無い緑属性のカード
しかも酉の十二神皇だった
.
「なっ!貴女、どこでそれを⁉
それは既に勇者が決まっている筈ですよ!?
とうとう盗みを働いたのですか!?」
ミ「もう、騒がしいわね子供達が寝てるから
静かにする様に言ったの何処の誰よ」
「……」
ミ「亥の十二神皇を使ってる暗黒バトラーが
緑の勇者からカードを奪ったから
ムカついて取り上げただけ」
何だか妹のやりそうな事だ
ミトラはカードを戻すと
カルデアが持つ本を見つめた
.
ミ「それ、確か邪神皇を
封印した時の話じゃない?」
「えぇ、丁度読み聞かせたところです
著者が記した"歴史には残っていない話"を…」
.
著者:ヒルデ・ブルンヴァルト
カルデアとミトラの御先祖であり
勇者の手助けを行ったワルキューレ、
ブリュンヒルデだ
.
「邪神皇の復活が近付く今…
私達もやらなければなりませんミトラ」
ミ「まぁ…子供達を危険な目に遇わせたくないものね」
.
ブルンヴァルト……
ブリュンヒルデの姓を持つ者として
再びやる時だ
.
夢の中の遭遇者→←時の勇者とワルキューレ(カルデアside)
3人がお気に入り
「アニメ」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
青山桃子(プロフ) - 黒神白堊さん» そうですか(^^)頑張って下さい! (2016年10月27日 17時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
黒神白堊(プロフ) - 青山桃子さん» 此方こそ宜しくお願いします!ちょっと夢主同士のバトルを書いてみたくて……((彼方なら世界の法則だなんだ言う事が出来ますしね(笑)久し振りに彼方書くので口調変わらないようにしっくはっくしてますよ(苦笑 (2016年10月26日 21時) (レス) id: 9888af6ee6 (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - そしてまさか彼方ちゃんが出てくる何て驚きました!! (2016年10月26日 21時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子(プロフ) - アプリでログインしました!改めてよろしくです(*^^*) (2016年10月26日 21時) (レス) id: 16649a039a (このIDを非表示/違反報告)
青山桃子 - 黒神白堊さん» ですね(*^_^*) (2016年10月23日 14時) (レス) id: 8c7214e800 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:黒神白堊 | 作成日時:2016年7月13日 18時