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No side
__________そう、何も話さずAへ視線を向けていた二人だったが。
白「…………おい、あれ囲まれすぎじゃねぇか」
ロジャ「あいつァ動物に好かれやすいからなァ」
白「…それだけかよ」
助けなくていいのか、とぼやく白ひげ。
いつの間にか彼女の周りには鹿が数えきれない程群れていてもみくちゃにされている。
Aの姿が確認出来ないぐらいのレベルで。
動く気配のないロジャーに仕方なく白ひげが立ち上がり、唯一空に向かって伸ばされていた彼女の手を掴み引っ張りあげた。
「…あ、ありがとうございます…!」
白「大丈夫か」
「はい、何とか…。ここの鹿さん達人懐っこいんですね」
ロジャ「いや?ここの鹿は人に懐かねェと有名だぜ?」
「え?あ、あれ、じゃあ私もしかして攻撃されてた…?」
白「どう見ても懐かれてただろ」
「……?な、何でだろう」
ロジャ「Aだけは別って事だな」
ニシシ、と笑うロジャーにAは首を傾げる。
そしてまるでロジャーの言葉を肯定するようにまた彼女に寄ってきた鹿達。
よく分からないけど可愛いのが大好きなAは一頭ずつ撫で始めた。
数分後、また最初に戻り白ひげに救出されたのは言うまでもない。
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アボカド - 名探偵コナンの小説がなくなっているんですけどどうしたんですか?見たいです (2021年11月8日 4時) (レス) id: 76d350b07b (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - シアンさん» ぎゃぁぁ!すみませんありがとうございます…!すぐに訂正いたします! (2018年9月30日 12時) (レス) id: 0363bbcb34 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - フードがハードになってますよ。間違えててたらすいません。 (2018年9月29日 15時) (レス) id: d9b27504fd (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 翡翠さん» まだ出てないですね…。すみません!多分出てくるのは次章になるかと…!もうしばらくお待ちください…!! (2018年8月21日 21時) (レス) id: 0363bbcb34 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 麦わらの一味がまだ出てない…(T ^ T)←気づいてないだけかもしれません。そうだったらごめんなさい (2018年8月19日 22時) (レス) id: a7a84deb30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:かっぱの子 | 作成日時:2018年2月17日 21時