ここにいる【ONE PIECE】part4

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side貴方








ガチャッ



バンッ！





「ぶふっ！」



「だ、大丈夫…？」



「だっせぇなお前！」



「頭ナイス！」



ｷｯﾄﾞ「………」









船内の廊下を歩いていると、突然勢いよく開かれた扉に激突したクルーさん。


それを心配する様子もなくクルーさんは指を指して笑い、張本人は冷ややかに彼を見下ろしていた。



悪気はないにしても謝ろうよ、キッド…



呆れているとその瞳は私に向けられ、更にむっと寄る眉。


本当急に不機嫌になったね…？


私何かしてしまったかな。



考えてみるも思い当たる節は照れてるのを笑った事ぐらい。


あれがよっぽど気に障ったとか…？





うーんと頭を悩ましているとむんずと掴まれた腕。


「へ、」と間抜けな声が出て顔を上げた瞬間物凄い力で引き寄せられ引力に抗えず今度は私がキッドに激突した。



中々痛い、胸筋が、割と痛い。








ｷｯﾄﾞ「…この服どうした」



「え？服？」



ｷｯﾄﾞ「お前のじゃねぇだろ、サイズ合ってねェ」



「？あ、うん。これはクルーさんに貸してもらって…」



ｷｯﾄﾞ「………」









何だ、なんなんだ一体。



またもや無言になったキッドを不審に思っていると、再びベッドへ放り投げられた体。


そして＿＿＿＿









ﾋﾞﾘｯ




「え」



ｷｯﾄﾞ「キラー、外出ろ。次は入ってくるんじゃねぇぞ」



ｷﾗ-「ふふ…ああ。全く、俺達の腹筋を壊す気かキッド」



ｷｯﾄﾞ「うるせェ。お前ェらもさっさと消えろ」



「「「「ウォォォ!!今日は祝い酒だァアアァ!!」」」



ｷｯﾄﾞ「………」



ｷﾗ-「まぁこうなるわな」








クツクツ笑って出て行ったキラー。



いやおかしいよ皆。



なんで私だけこんなについていけないの。







今の私の姿知ってる？


キッドに服破られて下着しか身にまとってないのです。



何故破ったしキッド。







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