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sideエース
「少し早いけど、用事が出来たからまた旅に出る事にしたんだ」
ごめんね、と背を撫でたまま謝るA。
…ふざけんなよ。
少しどころじゃねェ。
ようやく会えたのに、もうお前はいなくなるのかよ…？
そんなの……
エ「…っぜってェ嫌だ！どこにも行かさねェ…!!」
「エース…」
エ「頼むから、側に居てくれよ…!!」
Aの細い体が折れちまうんじゃないかという程強く抱きしめる。
それに対して痛がりもせずただ黙って受け止めてるAはやっぱり俺には何を考えてんのか分かんなくて。
こいつの事を、気持ちを知れる日は来るのだろうかと思ってしまう。
辺りが妙に静かになっていると思ったら気を利かせてくれたのか、俺達以外誰もいなくなっていた。
静寂が流れる部屋で、芯を持った声が耳に響く。
「…エース、ありがとう」
エ「礼なんか聞きたくねェ！勝手に別れの挨拶しようとすんな!!」
「違うよ。挨拶とかじゃなくて……、んーなんて言えばいいんだろ」
エ「…？」
「あー…馬鹿だなぁ私…」
自嘲めいた呟き。
その真意は何なのか。
ただ１つ俺が今分かる事＿＿＿
それは、
「馬鹿なお姉ちゃんでごめんね」
悲しい声とは裏腹に、今まで見た事もないような柔らかに微笑むA。
俺のガキみてェな駄々を、心の底から嬉しいと思ってくれてる事だった。
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アボカド - 名探偵コナンの小説がなくなっているんですけどどうしたんですか？見たいです (2021年11月8日 4時) (
レス) id: 76d350b07b (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - シアンさん» ぎゃぁぁ！すみませんありがとうございます…！すぐに訂正いたします！ (2018年9月30日 12時) (レス) id: 0363bbcb34 (このIDを非表示/違反報告)
シアン - フードがハードになってますよ。間違えててたらすいません。 (2018年9月29日 15時) (レス) id: d9b27504fd (このIDを非表示/違反報告)
かっぱの子(プロフ) - 翡翠さん» まだ出てないですね…。すみません！多分出てくるのは次章になるかと…！もうしばらくお待ちください…！！ (2018年8月21日 21時) (レス) id: 0363bbcb34 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠 - 麦わらの一味がまだ出てない…(T ^ T)←気づいてないだけかもしれません。そうだったらごめんなさい (2018年8月19日 22時) (レス) id: a7a84deb30 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かっぱの子
| 作成日時：2018年2月17日 21時
