#3 side□ ページ4
しっかり朝から起きられる者も居れば、そうでない者もいる。
コンコンコンコンｯ！！！
ドアをノックする音で目が覚める。
「…どぞ〜」
ベッドから眠たそうに起き上がった彼は遠距離部隊隊長のbrooock。b,r,o,o,o,c,kでぶるーくと読む。
勢い良くドアが開くと、そこから参謀のアイル・ユニティが飛び出してくる。
「broooock起きて！今9時！！」
「え、あ…もうそんな時間？！今すぐ着替えて隊員の育成訓練行かないと！！」
3分でしたくするから寝坊のことはチクらないで！とアイルに口封じをし部屋から追い出すと、すぐに急いでクローゼットを漁り始める。
「目覚ましアラームつければ解決する話なのに…」
とアイルは呆れると、自分の職場へ小走りで向かっていった。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
「クロノアさん何見てるんですか？」
「うわっ？！…なんだ、しにがみくんか…」
嬉しそうに手紙を見ていた彼は特殊部隊隊長のクロノア。その横にいる中性的な容姿の彼は情報部隊隊長のしにがみである。
「ダグラスさんから手紙が来たんだ。黒国での暮らしもなんとか慣れてきたって。無事で良かった…」
「事件にでも巻き込まれたら大変ですもんね…」
横から手紙を覗く。手紙に並べられた字は綺麗に整っていて、黒国での日々を伝えている。
「万が一道化師にでも鉢合わせたら洒落にならないしね」
突如、ハッキリとした声が背後から響く。
「ｯ？！、な、なんだ…ルナちゃんか…」
そう。彼女は第二近距離部隊のルナ・レインフォース、”二人と同じく“道化師を恨んでいる者だ。
「しにがみさんどうも！あ、クロノアさん…驚かせてすいません…」
「い、いや！いいんだよ！全然…大丈夫…」
呼吸を整え冷静を取り戻す。青ざめた顔を誤魔化すためにニッコリと笑う。
「だ、大丈夫ですって！最近あまり目撃情報出てないじゃないですか…！」
「目撃情報が出てないのは誰かに変装してるからで…もしかして案外近くにいるとか…ってそんな訳ないか！冗談です冗談！」
ルナは二人を怖がらせないよう話を誤魔化した。
「…そういえばルナちゃん今日シャークんさんと鍛錬するんじゃないの？」
昨日、ルナが楽しそうに自慢していたのをクロノアは思い出す。
「…そうでした！すいません！いってきます！」
「あ、あの…ルナちゃん…？」
「ホントに、ルナちゃんだよね？」
「何言ってるんですかしにがみさん、私は私ですよ？」
彼女はそう微笑むと部屋を出て行った。
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カエルの雨傘(プロフ) - タロさん» うわぁぁ…マジすか、今すぐ直してきます！！ (2022年9月26日 16時) (
レス) id: 0f8d3a3811 (このIDを非表示/違反報告)
タロ - カエルの雨傘さん» 『黒国の特殊部隊隊員、コウレンかオマエｯ！！』 ここがコウレン黒国の人になっていました。 (2022年9月26日 4時) (レス) @page7 id: 9c4f338204 (このIDを非表示/違反報告)
タロ - カエルの雨傘さん» がァァァァありがとうございますぅぅぅ！！コウレン視点とか...。ありがとうございますぅぅぅ！！ (2022年9月24日 14時) (レス) @page6 id: 9c4f338204 (このIDを非表示/違反報告)
カエルの雨傘(プロフ) - レアウネさん» あっ大丈夫ですよ！いえいえ、こちらこそありがとうございます！ (2022年9月24日 9時) (レス) id: 0f8d3a3811 (このIDを非表示/違反報告)
レアウネ - 気付くの遅れたぁ、レイレマ…好きや！出してくれてありがとうございます！ところでなんですが、LINEの方で宣伝とうちの子のお話and立ち絵を出してもよろしいでしょうか…？ (2022年9月23日 17時) (レス) @page5 id: 7f9f618b95 (このIDを非表示/違反報告)
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