ごめん224 ページ24
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「グク、もう行くよ」
「ちょっと待ってヌナっ。今行くから！」
あの日から私とグクは一緒に住むようになった。
結果をみんなに報告して二人で会いに行った時はみんなボロボロに泣きながらおめでとうって言ってくれた。ジミンとホソクは私とグクが一緒に住むことを最後まで否定していたけど、グクの説得でなんとか了解してもらえた。私はとんだ過保護な家族を持ったみたい。
それでもあの五人には本当に感謝してる。感謝してもしきれないくらい。
テヒョンもそう。彼と付き合ったことは本当に幸せだった。別れたことも後悔していないと言えば嘘になる。
でも感謝してる。だって今の私がいるのは彼のおかげだから。次会う時は親友として、ね。
「おまたせヌナ。行こ」
「うん」
グクの大きな手が私の手を包む。おはようのキスみたいなそんなしゃれたことは私たち二人ともシャイだから出来ない。おやすみのキスはするけどね。
でもこの手が私を安心させる。今日も頑張ろうって思えるんだ。
「ヌナ」
「なに？」
「今日も一日頑張りましょうね」
そう言ってキスをした。いつもしないことをされてフリーズしてしまう私をよそに一人歩いて行ってしまうグク。あの子、いつからこんなこと出来るようになったの？最近の若い子って怖い。
そんなことを思うと同時にグクへの愛おしさが溢れてきて。グクの所まで走ってその頬にキスをした。そのせいで今度はグクがフリーズしてしまったけど。
ねぇ、グク。
これから先の途方も無い道のりを二人で歩んで行こうよ。貴方とならどんな道も乗り越えられる気がするの。
愛しています。
-fin-
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ゆきなみ(プロフ) - 一気に読ませて頂きました。一言で言うなら最高です。作者様の伝えたかった、テテとグクの違った優しさと不器用さ。両方胸が痛くなるほど伝わって来ました。作者様は、読み手の心のバランスを取るのが、凄く上手ですね^^*最後、一度テテに抱かれるシーン、大好きです。 (2022年2月27日 17時) (
レス) @page25 id: dd84e47893 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - fyh333さん» わわわ！コメントありがとうございます！このお話も完結してはや半年......にも関わらず、こうして読んでいただいて本当に嬉しいです！これからもご期待に添えられるよう頑張りますね。ありがとうございました！ (2019年12月29日 21時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
fyh333(プロフ) - 泣きました最高でした！ (2019年12月29日 21時) (レス) id: db4f5022f9 (このIDを非表示/違反報告)
閔(プロフ) - cookyさん» わあ！ありがとうございます!完結してから日が経ったにも関わらず読んでいただいて、こんなに嬉しいコメントまで......ほんとに感謝です！私の伝えたかった思いを感じてくれて本当に嬉しいです。これからも頑張ります！ありがとうございました！ (2019年7月17日 0時) (レス) id: 61c94025e1 (このIDを非表示/違反報告)
cooky - 本当に感動しました涙 夢主の周りがいい人すぎてもう涙がとまらなかったです。5章もあったのにあっというまでとても寂しいですがこれからも作者さんの作品を期待しています！ﾌｧｲﾃｨﾝ!! (2019年7月17日 0時) (レス) id: 13ad5ea90e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：閔
| 作成日時：2019年6月5日 20時
